精神科のL先生のところへ行った。いつもは、L先生のほうが見つけて、声を掛けてくださるのだけれど、ちょっと探されたのが、意外だった。
「おはようございます」
「はい、おはようございます」
「どうですか、調子は」
「えっと、だいぶ良い感じになってきました」
手紙を渡す。
「・・・お父さんのことは、少しずつ良くなられているようで、安心しましたね」
「はい、ありがとうございます」
「外野の声には、振り回されないようにしましょう」
「まぁ、後で怒るかどうか、その怒りを伝えるかどうかは別として、今は外野は空気だと思ったほうがいいと思います」
「空気・・・」
「今は、怒りのやりとりにパワーを使うよりは、父のことを優先しようかと」
「そうですね、今はそれが良いと思いますよ」
「あの、書き忘れたんですけど、H先生にメリスロンとメチコバールを21回分いただいたんです」
「はい」
「それで、もし耳の調子が悪くて、メリスロン、メチコバールを飲んだ場合でも、もっと耳の調子が悪くなるようなことがあれば、K先生に診てもらう方がいいからって、とりあえず」
「あぁ、なるほど」
「それで、あのメリスロンって」
「はい」
「あの、なんか喘息の患者は注意っていうらしいんです」
「え、そうなんですか?」
「私も、なんでって思ったんですけど、『絶対ダメ』というレベルじゃないようなんです。実際、喘息を診てくれてるH先生が出してくれているので」
「へぇえ」
「色んなことを知っている人がいるなぁって、改めて思いました」
「(確定申告の)帳簿って、大変ですか?」
「・・・あの、固定資産がないので」
「固定資産・・・」
「土地、建物、医療機器とか」
「はい」
「それがないし、物を仕入れて売るっていうことがないので」
「はい」
「短時間でできるんだと思っています」
「・・・僕は、あまりわからなくて、大変そうだなって感じがしますけど(笑)」
「逆に言ったら、自分のレベルで『あぁっ!!』ってなっているんだから、開業医の先生はもっと恐ろしいことになっているでしょうね(笑)」
「ではですね。お薬ですけれど、睡眠は取れてますか?」
「はい、今のお薬でいけると思います。睡眠の質的にも」
「デパスは、2週間分、お出ししましょうか?」
「はい、お願いします。それと、リ▼□○を」
「そうやって起きていても、誰も喜びませんよね(笑)」
「はい。今度、体調を崩して共倒れになったら、いろんな人を悲しませるだろうと思っているのです」
今日は、リスミー、ハルシオン、デパスをいただいて帰宅する。ありがとうございました。ぺこり。
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