精神科のN院長先生のところへ行った。診察券を忘れたので、メモ用紙に記入。
患者さんが少ない時間帯だったので、すぐ呼んでいただける。
「おはようございます」
「はい、おはようございます」
「すみません、今日は手紙を書く時間がなくて」
「はい、それはいいんですよ」
「……えっと、なにを話せば良いのでしょう?」
「……この2週間、困ったことはありませんでしたか?」
「試験問題が解けなくて困った」
「勉強すればいいですね」
「ははははは」
「ははははは」
「いつでしたかね?」
「26日です」
「なんていう試験でしたか?」
「医療情報技師」
この後、試験の内容などについて話す。
「あまり、難しい医学とかは出ないですよね?」
「そうなんですよ。出ないんですけど、私たち素人は、そのレベルでもひいひい言ってるわけですよ」
「そうなんですか?」
「はい。だから、プロのお医者さんや看護師さんってすごいなぁと改めて思います」
「お薬はいつも通りで行けますか?」
「あの、550万円がほしいです」
「なんでその金額なんですか?」
「heavy moon」
「ん? どういう意味ですか?」
「日本語にしてみてください」
「heavy 重い……、重い月ですか?」
「はい」
「……どういう意味ですか?」
「思い付き」
「……しょおもなっ!!」
今日もリスミー、ハルシオン、デパスをいただいて帰宅することになる。
受付の人が、わざわざ訂正したメモ用紙を返してくださる。
「ここまで書かんでえぇやん(笑)」
「でも、同姓同名の人おったら困りますやん」
「お・ら・ん・わっ! でも、そんな年やねんなぁ」「
そうですね、もう13年か、通ってるもんね」
今日もありがとうございました。
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