精神科へ行った。L先生は来ていない日だって、わかってた。だけど、どうしても昨日のことから、気持ちが落ち込んでしまって。
「どうしました? この前、L先生のところへ、来たばかりですね?」
「はい、あの、☆☆☆ということがあって」
「はい」
「『○○することができない』って打ち明けたとしても、バカにされたり、意地悪をされたりすることはないって、信じてたから・・・(この辺で泣き出してしまった)」
「・・・」
「だから正直に話してきたんです」
「そうですね」
「だから、『○○すればいい』って、いう、のが・・・、あんまりにも・・・」
「・・・」
「がんばってもできんことを、しろって言われても、意地悪にしかきこえ・・・なくて・・・」
「なるほど、だいたい、わかりました」
「昨日、たまたま仕事に行ってる家族が、早く帰ってきて」
「はい」
「それで、話したんですけど」
「はい」
「私たち家族も、あまりにも今までと同じように振舞ってるふゆうを見て、ついつい、そのことを忘れるときがある。だからこそ、ついつい『○○ができない』ってことを、忘れてしまったり、気が回らないという人がおっても、それは仕方ない。決して意地悪のつもりじゃなかったと思うって」
「あぁ、なるほどね」
「私は今までと同じように、ただ○○ができなくなったとして、それ以外に問題はないと、淡々と生きることが悪いとは思わない」
「はい。私も悪いなんて思いませんよ」
「でも、そのように、笑顔で明るく、今までどおりに振舞うためには、努力して努力して・・・、○○ができる人と、できるだけ同じことをしようと、いろんなことを・・・おぼえたり、訓練したり・・・」
「そうですね」
「ただ『がんばっても、肉体的な制約でできないこと』って、どうしてもあるんです」
「そうですね」
「それを、何も言わずにわかってくれっていうのも、無理があると思うから、これからは言えないといけないですね」
「大変な思いをしたようですが、よく落ち着いて考えられました」
「はい、ありがとうございます」
「こうやって話してくれたから、私は今、あなたが努力を重ねて、明るく、元気に振舞ってきたということを、理解ができました。それでも、私たちにも、何ができて何ができないのか、十分に理解できていないところも、あるかと思います」
「はい」
「だから、何かあったら話してくださいね」
「あの、せっかくなので、L先生にメッセージを書いてください」
「L先生ね、明日、会うんじゃけどね」
「愛してるよ とか」
「奇妙なことは書けんよ」
「はははは」
L先生へのメッセージを一部、ここに書いておこう。
「(ふゆうは)感受性の強い方ですので、それも含めてよろしくお願い申し上げます」
感受性の強い → 感情の起伏が激しい → 幼い → ばかっぽい
あぁ!! 私ってば、この幼さとばかさゆえに、N先生にめんどくさがられて、L先生に押し付けられたのかも!!
今日は、本当にありがとうございました。ぺこり。
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