「おひとりさま」という言葉が、できたそうですね。
私は、喫茶店でもどこでも、平気で一人で入りますので、あまり「女一人での入店」を意識したことがなかったです。
私は、あるモデル出身の女優さんに似ているそうです。
その女優さんが、あるコマーシャルに出ていた時期、隣の席からひそひそ話、かなり露骨なものも含めて、その声が聞こえてきたこともあります。
そういうとき、私は、9割以上の場合は聞き流し、自分のやっていること、飲食や勉強、読書等を続けることができます。
でも、どうしてもできなくて、衝動的にテーブルを片付け、店を飛び出してしまうことがあります。
どんな日にそうなるか、というのは、あまり考えたことが無いのですが、覚えているだけで、3回ほど、鞄にテキストを押し込む余裕も無く、胸に抱いたまま飛び出したことがあります。
交感神経優位になっているのが分かります。意味もなく「闘う神経」のスイッチが入ってしまうのは、とてもつらいです、正直。鎮めるために、頓服薬が必要だったこともあります。
長い間、そんなことも無く、やってきたのですが、今日になってこんなことを書いているのは、今日また、やってしまったからです。
私は、特異な、人に不快感を与える服装をしていたわけでもないと思うし、変な姿勢をしていたわけでもないと思います。食事がおもな目的でしたので、小さなメモ用紙以外はテーブルに出していませんでした。
で、隣の席に座った二人が始めた会話が、耳に入ったとたんに、もう衝動的に席を立って、お店を飛び出してしまいました。
先に書いた女優さんは、今現在また、柑橘系のフルーツに関係があるコマーシャルで、活躍されています。前のコミカルなイメージよりも、リラックス、さわやか、透明感を前面に出したコマーシャルです。
隣の席の方には、私がどう映ったか分かりませんが、
私としても、あまりうまくその感情が説明できません。
恥ずかしいとか、うっとうしいというのとも違う、腹が立つのとも違う。
見られている、という恐怖、恥ずかしさでもない。
とにかく「この場にいたくない」「逃げ出したい」という衝動ですね。
そんなことで、ひどく動揺してしまう、まだまだ私は、「おひとりさま」には、程遠いですね。
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