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普通の日はないんですか!?

「大きな波に流されるのでも、逆らうのでもなく、波に乗って進みなさい」と、教えてくれたのはあなたでしたね。

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へんというか少数派

精神科へ行った。

「こんにちは」
「こんにちは。調子は・・・あ、あの前のメニエール病の話、読みましたよ」
「ありがとうございます」
「まぁ、マニアックな部分もあるので、メニエール病以外の人が、すっと入れる話題かと言うと、難しいものがありますね」
「はい、確かに。それに、心理状態に重点を置いて書いたので、『そういう問題じゃない』って言いたい方もいると思う」
「あぁ、そうかもしれませんね。また改めて、精読させていただいて、論評させていただきましょう」
「ありがとうございます」

「さて、調子はどうですか?」
「さっきの話と、少しかぶるんですけど、自分は『心因性』ということへのこだわりが強いと思います」
「え?」
「あの、心持ちが悪いから、心理状態が悪いから、身体の症状が出るんだと思うようなところがあって」
「うーん、難しいなぁ。どんな身体の病気にも、ストレスとか心の持ち方がゼロだということは、言えないのですね。影響というのはあるかもしれないけど・・・」
「そうですよね」
「ただね、やっぱり『心因性』と言われて喜んでしまう、とか、初めから心因性だと思うという人は、少数派でしょうね」
「そうかな」
「やっぱり、身体の検査をして異常が無かったら、という流れが普通でしょうね」
「ふゆうは、へんなの?」
「へんというか・・・少数派ですね」

うまいこというねぇ!!


帰宅してから落ち着いて考えてみると、やっぱり自分は「何かに付けて心因性だと思う」というこだわりがあると思う。でも「いつからそう思うようになったのか?」と考えても、よく分からない。

今から3年ほど前になるのか、それまで効いていたホルモン剤が、突然効かなくなったというときに、明らかにストレスが影響していたことがある。こういう経験が少しは影響があるのかもしれない。

「で、その腕はどうしたんですか?」
「アトピー性皮膚炎です」
「それほど光線過敏症が出るんなら、夏も長袖着たほうが良くはないですか?」
「持ってます(鞄から出してみせる)」
「あぁ、紫外線対策はちゃんとしとるんじゃね」
「はい」

今日も、リスミー、ハルシオン、デパス7回分をいただいて、帰宅する。ありがとうございました。ぺこり。

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私はそんな大変じゃないよ。

精神科へ行った。誰も患者さんがいなかった。

「・・・来ていいんやんな?」
「いいよ、いいよ。今日も人少ないから、びっくりしたな」
「うん、びっくりした」

そういうわけで、すぐに診察室に呼ばれた。

「人、いないですね」
「そうですね。もうすぐ賑わってきますから。まぁ、あんまり人がいないと経営が心配になるのでね。で、どんな具合ですか」
「具合・・・いいです」
「そうですか」

これって、もしかして、診察終わりですか?

「耳はどういう状況になっているのですか?」
この後、しばし説明した。
「大変じゃねぇ・・・」
とっさには、何も返事ができなかったけど、私はそんな大変じゃないよ。 こういう私にも仕事をさしてもらえるという環境があるし、信頼のできる先生もいるし。

実はイソバイドを服用し始めてから、私は体重が減ってきた。これはもともと、自律神経系の乱れからむくみが生じて、増えていた体重が、むくみが取れて元に戻ったという部分が大きいと思っていた。

そのうち、ものが飲み込みにくい、という症状が出てきて、少し食事が取りづらくなり、気づいたら体重は46キロ台になっていたこともある。私は体重が減りすぎると、体調が悪くなることがあり、またひざに力が入らない感覚も出てくることがあるので、気をつけて食べるようにしている。

ただ、減っていく体重に困って情報を探している過程で、ホルモン関係の特殊な、診断のつきづらい病気にかかった、という経験のある方のお話を聞く機会があったという話をした。相手方のプライバシー保護のために病名は伏せるけれども、その人も「原因がわからないから、心療内科や精神科にいってみると良いのでは」と言われた、というときがあったそうだ、という話をした。

他の患者さんが来院されたので、今日の診察とお話は終わり。

「今日は、デパスは?」
「要ります」
「デパスを出すなら、安心して通院精神療法とれますね」
「ははははは」
「ははははは」

今日はリスミー、ハルシオン、デパス7回分をいただいて帰宅する。ありがとうございました。ぺこり。

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同じ趣味の人くらい居るわっ!!

精神科へ行った。

「えぇっ!?」
「どうしたん?」
「なんで、人、居てないの?」
「天気悪いしなぁ。ちょうどいい時間に来たねぇ」
「うん(わーい)」

ということで、すぐに順番が来て名前を呼ばれる。

「具合はどうですか?」
「L先生に一回、臨時の処方をしてもらって、それ以外は調子いいです」

実はこの後、統合失調症や双極性障害、精神科デイケアなどについて、色々と教えていただいた。その内容は、少々長くなるので、また今度詳述しようと思う。

「あ、ふゆうさんね、何冊か漫画置いていってくれた?」
「は?」
「置いてない?」
「ないです。何?」
「ミナミの帝王とご近所スキャンダルというのが増えてると、スタッフの人の噂なんじゃけどね」
「なんで、私に聞くんですか?」
他にも同じ趣味の人がいるのかねぇ?」

そのぐらい、居るだろうよっ!! どこにでもっ!!!
↑こういうことを書くと、次から「インターネットで怒られるからもう言わない」と言われる。

「え、本当に置いていっていいんなら、今度持ってきます。廉価版のコミックと、古本屋にも売れないし」
「まぁ、あればね」

今日もリスミー、ハルシオン、デパス7回分をいただいて帰宅する。今日もありがとうございました。ぺこり。

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その状況でデパスが必要な理由って何なんですか?

精神科へ行った。今日は急だったので、朝に電話をして、L先生の診察を受けられるよう、計らってもらった。

L先生に呼ばれて診察室へ。
「こんにちは、急ですみません」
「いえ、いいんですよ。調子はどうですか? 今日はどうしたんでしょう?」
「あの、結論先に言うと、デパス欲しいんです」
「デパス」
「デパス」

「あの、2日に耳鼻科へ行ったんですが、思ったより良くなってなくて、イソバイドをいっぱい処方されました」
「はい」
その状況は↓ (「内リンパ嚢開放術を受けた話」の記事)
http://www.mypress.jp/v2_writers/fuyuu_no_mimi/story/?story_id=1834877

「イソバイドというのは、500ミリリットルのでかいビンなのです」
「はい・・・えっと、私はイソバイドという薬を良く知らないのですが・・・」
「あ、あの、経口浸透圧利尿剤で・・・」
「あ、あぁあ、内リンパ水腫だってお話でしたね」
「はい、そうなんです。それで大瓶が家にごろごろあると(冷蔵庫にしまってあると)、家族に治療を受けていることが、分かってしまいます」
「そうですね」
それで、デパスが欲しいのですが」←これは飛躍しすぎ!! 反省・・・。

「夜は、よく眠れてますか?」
「はい、おかげさまで」
「食欲はありますか?」
「はい、おかげさまで」
「・・・えーっとですね、それではデパスが必要っていうのは、どういった場面なんでしょう?」

「あ、あの、祖母の介護を一人でやってしまって、あまり『手伝って欲しい』というのを、いえませんでした。その後で耳が悪くなったので、両親が・・・、ちょっと気にしてて・・・」
「はい」
「それで、真偽のほどはともかくとして、『もともと内耳に異常があったので、いつか再発しても仕方がなかった』『介護が原因とは言い切れない』というようにしているのですが」
「はい」
「それで、6月2日にイソバイドの大瓶をいっぱい出されてしまったので、夕方になって両親が仕事から帰ってくる頃になると、何か聞かれたり、気を遣わせたりすることが、不安になってくるんです」
「あぁ、なるほど。分かりました。昼は、お仕事されてるんですよね?」
「はい」

「それでは、デパスは飲まれたことはありますか?」
「はい!! はるか昔だけど・・・」
「はははは、はるか昔・・・。何ミリとか、憶えてますか?」
「何ミリまでは・・・あ、介護中にもらったことがあります。多分、昨年の8月!!」
「あ、ほんとですね、0.5ミリですね。何回分くらい要りますか?」
「とりあえず、7回」
「じゃあ、お出ししておきますね」

「あ、そういえば、写真ありがとうございました。なんかすぐ、プリントしてくださったみたいで」
「いえ、あの、あの日、電車に乗って帰ろうとしたら、電車が人身事故で止まって、2時間くらい」
「そうなんですか?」
「それだけ時間があれば、プリントしてる時間もあったので」
「あぁ、そうだったんですか(笑)」
その路線は南北に長く、相互乗り入れの区間もすごい複雑なので、人身事故など何かが一箇所であると、電車の運行状況がものすごいことになるのだ。

「今日もありがとうございました」
「いえ、お大事に」

今日はデパスを7錠いただいて帰宅する。

ちなみに、N医院とH医院(内科)では、今でも「○○ちゃん」って名前で呼ばれている。そのことになんとなく嬉しくなる私は、結構へんなやつだ。

今日も、どうもありがとうございました。ぺこり。

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「ブログを見てあげてください」という引継

まだ幼いとき、初めて木登りをしたことを、今でも憶えている。木に登って見下ろす景色は、初めての感激に溢れていて、一気に未来が開ける感じがして、素敵な感情がわきあがってきたことを思い出す。今まで手が届かないと思って、ただ見上げるだけだった木の枝に、手が届くことも感動的だった。

今日は精神科へ行く日だった。ただいつものN先生ではなく、L先生という新しく来られた先生に会う約束になっていた。その経緯は↓ 
http://www.mypress.jp/v2_writers/fuyuu/story/?story_id=1827821

最大の「乗り越えるべきポイント」は、初対面であること自体よりも、あるいは私が対人恐怖症であることよりも、L先生がカッコ良過ぎることだと思う。

L先生に呼ばれたので、診察室へ行った。
「こんにちは」
「こんにちは」

自分が一生で初めて木登りをしたとき、あのときの、目の前がぱーっと開ける感じが、よみがえってきたように感じる。すっごいカッコいいんだ、半端じゃないほど。

「N先生からブログのことをお聞きしたんですが・・・」
「そ、そ、それは・・・」

昔、外科のS先生が転勤して、M先生に引継ぎをするとき「ブログを見てあげてください。治療の過程が全部書いてありますから」と言っていたそうだ。S先生とL先生は、顔のタイプは違うけれども、イケメンっていう点は共通しているなぁ、と思った。

「N先生にかかられたのは、どういう経緯だったのでしょうか?」
「内科医院に通っていて、それはアレルギーの治療をしていました。色々な事情でうつ状態になって、内科医院の先生からN先生を紹介していただきました。あ、これ、は(←慌て気味)内科の先生の写真です」
「そうですか、ていうか、写真を撮られてるんですね」
「はい、あ、これが外科で、これが産婦人科で・・・」

そもそも「L先生のお話を聞いてきなさい」とN先生から修行に出されたのに、何も聞いてなくないか?

「ここのところ、調子はいかがですかね?」
「5日と6日に、耳の調子が悪かったけど、他は問題ありませんでした」
「そうですか。そもそも、手術をしたときの耳の病名というのは、何だったのですか?」
「メニエール病です」
「内リンパ水腫、か」
「そうです。ただ、あの、8年間治っていたのですが(治っていたという表現は語弊があるかもしれませんが、話の流れでそう言いました)、介護が続いてあって、終わってから急に悪くなったのです」
「はぁあ、なるほど。それだと、心因性の可能性はありますね?」

そうそう、そうなんです、先生もそう思うでしょ!! 私もそう思ったの!!!

っていうのがホントの気持ち。

「そうなんです。私もそう思って耳鼻科の先生にお話ししたんです。ただ心因性難聴だとオージオグラムがこういう波形にならないんですよって言われて・・・」
「はぁあ、そうなんですか」

そしてこれから強引に、L先生の人生について教えてくださいと言った。L先生は真摯にお話をしてくださった。L先生のプライバシーだからここには書かないけど。

「今日は、どうもありがとうございました」
「いえ、またいつでも、来て下さいね」
「はい、どうぞよろしくお願いいたします」

今日も、ありがとうございました。ハルシオンとリスミーをいただいて帰宅することにする。

今日は夕食の買い物をして帰る。なぜかビニール袋をくれなかったので、牛革製の高級かばんに、カイワレ大根とか麻婆豆腐の素とか鶏肉とかを、ダイレクトに入れてしまう。

そして今日も、電車は人身事故で止まる。。。

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