耳鼻科の先生のところへ。
「こんにちは」
「こんにちは」
「調子はどうですか?」
「だいたいよかったです!」
「それはよかった」
「ただ、今、耳が詰まった感じがします」
「よし、耳を診とこうかな」
「耳垢、たまってそうです」
「(耳鏡をのぞきながら)え、大丈夫やで?」
「よく、耳垢とってもらいましたよね(笑)」
「そうやったなぁ」
「将来、某作曲家みたいになりたいんです」
「難しいですね」
「がーん」
「……聴力、そろそろ計ろうか」
「(こ、これは某作曲家になるチャンス!?)はい、次回に計ってもらいたいです! どうすれば、某作曲家になれますか?」
「それは難しいでしょう!」
まぁ、いったん手口がばれてしまったら、模倣犯を防ぐための対策は打たれているはずなので、難しいでしょうね。。。
「あの、循環器の先生から、痩せすぎをなんとかするようにって言われているんです」
「うん」
「実際、ちょっと下痢気味だったとかの理由だけでも、耳管開放症っぽい症状が出てしまうし」
「なるほどなぁ」
「ただ、『なんとかしろ』って言われても、何をどうしたものか……」
「体重のことだけを言うなら、ドグマチールを飲んだらいいかも」
「あ! あぁ、でも私は乳腺の」
「そうかぁ、そうやったなぁ」
「あ、でも、何年も前になるけど、ドグマチールは乳腺の先生が出してくれてたことも! その時は、抗うつ効果を得ることのほうが重要、という理由で」
「そっか」
「そもそも、乳腺の先生と言っているけれど、メインで診ていただいてるのが消化器外科の話だし」
「それなら分かってもらえるかもしれんへんなぁ」
「そうかぁ、ドグマチールを使えばいいんやぁ」
「まぁ、先生とちゃんと、話してから決めましょう」
ドグマチールを使えるとはまだ決まったわけじゃないけれど、「そうか、解決策はあるんだ!」と思えるだけで、世界の見え方が違うなぁ。。。
今日はお薬はなく帰宅する。
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