Y先生のところへ。
私自身の予約時間に合わせて行ったけれど、Y先生の外来は始まらない。
やがて看護師さんから「病棟での処置に時間がかかっているために、外来が始められない」という説明があり、本当に大変だなぁと思う。
やがて、Y先生にお会いできる。
「先生、大変ですね」
「いやぁ、ごめんな。時間がかかってな。調子はどうやった?」
「だいたい良かったです!」
「そうか、それは良かったな」
「ありがとうございます」
「で、1つ、お聞きしたいことが(ノートを見せる)」
「……うちで出している薬は、全て大丈夫です」
「そうですか」
「あの、全体として、胃腸に作用するようなお薬を飲んでいるなら、気をつけたほうがいいかな」
「そうなんですか?」
「うん、他の先生とは話ができてる?」
「はい。あの『この薬は何が何でもダメだ』というものもあったので、その辺はお話してきました」
「さて、お薬やけど」
「前の分が残っていて」
「そうですか。どうする?」
「お薬は、今回は足りると思うけれど」
「じゃあ、次回はいつにしようか?」
「あ、あの。ヨットに乗る前に」
「ん?」
「イソバイドは飲まないの方がいいのですか? ディンギーヨットです」
「あぁ、なるほど。トイレは大変やな」
「そうなんですけど、そもそも、2時間くらい乗っていたら、体重減るんですよ」
「そうやなぁ、この猛暑では、そうなるわな(笑)」
「はい」
「水分はしっかり摂ってもらわんとあかんで」
「はい」
「その上で、『何が何でも、ヨットに乗る前はやめたほうがいい』とは言わない」
「はい」
「やめておいても、大丈夫ですから」
「はい」
「じゃあ、8週間後に」
「はい。あ! 1つ年取ります」
「ほぉ。まぁ、元気そうで良かったわ」
「ありがとうございます」
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