外科へ行った。
「胃の具合どう?」
「胃・・・(乳房のほうが調子悪いんだけど・・・)、胃・・・」
「痛くない?」
「痛かったときもあるけど、ブスコパンとあとデパスで・・・」
「デパス?」
「うん、精神的なものやろうと思って」
「あぁ、なるほどね、それで効くんやったら。ずーっとデパスを飲んでるんかな? 頓服?」
「そう、頓服」
「他は?」
「乳房が、乳汁がいっぱい出てきて、皮膚炎になったので、皮膚科の先生にテラコートリル軟膏というのをもらいました」
「へぇえ、テラコートリル軟膏って、湿疹とかで感染性のあるものにも使うやろ? それやったら結構ひどかったんかな?」
「まぁ、一時的にひどかった」
「今もし、ふゆうさんのような症状を訴える人が、初診で来たとしたら、乳汁をシャーレにとって、悪性のもんではないかどうかを確認したくなる」
「はい」
「でも、まぁ、今までの経過もあるから、大丈夫やろ」
「はい」
「それと、マンモグラフィはねぇ、乳腺症の人が撮影すると、真っ白に映るねん。それで、真っ白に映る分、細かい癌っていうのは、見つけにくいねん。そういう場合にはエコーのほうがいい」
「そうなんですか」
「うん、だから、今勧めるとしたら、マンモグラフィよりもエコーやな。エコー・・・、やる?」
「今お金ないの」
「前も聞いたけど、仕事ないの?」「ははははは」
「ははははは」
「いや、お金ないって言われたら、そう聞くしかないやろ?」
「ははははは、仕事はあるよ。でも要るときもあるしさ」
「あの、一個聞いていい?」
「何?」
「もし、難聴の人が初めて、エコーとかマンモグラフィとか、あと内視鏡とかしにきたときって、どうやって説明するの?」
「筆談と絵やな。外科医は絵、うまいよ」
「あ、そうなんですか」
「この前も、局所麻酔で手術する患者さんに、筆談で全部やったよ。あぁ、その人やったかな、誰か別の人やったかな、言ってたな。携帯でメールできるようになったやろ、最近。それがすごい便利やって」
「あぁ、そうですね」
ある高度難聴の方から「公衆電話で10円玉が落ちる振動があったら、相手が通話口に出たということなので、それを合図に話し始める」といった工夫をしていたことがある、と聞いたことがあったのを思い出した。
そしてその後、S先生が「ダッチオーブンは大人の遊び道具」ということを話し始めた。
「ダッチオーブンって何?」
「それは、私が説明したら、ふゆうさんが鍛えられへんやん。それは宿題。次回までに調べてといて。
素敵な大人の遊び道具やねん」
「ちょっと、そのいい方は・・・」
「ははははは。ほんまやなぁ。語感もあるしなぁ。ははははは。でも調べたら意味分かるから」
「ははははは」
こえーよ。。。調べてなんか怪しい言葉が出てきたらどうしよう。。。とか思いながら帰宅した。
実は、ダッチオーブンの話題にはMさんという人が関連がある。近いうちにMさんと会う予定があるとい話しの途中で、ダッチオーブンの話題になった。だからMさんにも色々と聞いてみようと思う。
今日も、ガスターとサイトテックをいただいて帰宅する。ありがとうございました。ぺこり。
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