マイケル・ジャクソン氏が死亡した、というニュースはとても衝撃的だった。
私にとって、マイケル・ジャクソン氏の一番印象深い曲は"BeatIt"。ダンスのレッスンをしていたときに、初めて「今日は、単なるリズム取りのために曲をかけるだけではなく、一曲通せるようにしましょう」といわれた。その曲が"BeatIt"だった。
初めに、フロントに三歩歩いて、スライドでバック。
これだけのことなのに「じゃあ、曲の頭から!!」と言われた途端に、分からなくなってしまう。このように、意味も無く緊張するというところが、私にはある。
それと同じくらい印象深いのが"Bad"。テレビで、マイケル・ジャクソン氏の特集番組をやっていたときに、"Bad"のビデオが流れた。
田舎町では「ワル」として、街で幅を利かせている集団がいる。だけど、都会での生活を経験してしまったマイケルは、その「ワル」たちを、「都会の悪さっていうのは、そんなレベルじゃない」とバカにするようになってしまって、距離ができていってしまう。
というような内容だったと思う。
「ワルさ」でつながっている集団、というのが良いか悪いかは別として「環境の違い」というものが、「つながり」も壊してしまうんだ、という哀しさを感じたことを憶えている。
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