忍者ブログ

普通の日はないんですか!?

「大きな波に流されるのでも、逆らうのでもなく、波に乗って進みなさい」と、教えてくれたのはあなたでしたね。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

「学校裏サイトってなんですか?」とお医者さんに聞かれた思い出

■テレワークとツイッターの関係をお医者さんに説明する方法 http://www.mypress.jp/v2_writers/fuyuu/story/?story_id=1918871

昨日の記事を書いた後に、思い出したことがある。そのときは、精神科のN院長先生に診察してもらっていた。前後の話の流れは忘れたのだが、N院長先生に次のように聞かれた。

「学校裏サイトってわかりますか?」
「学校裏サイトとは、特定の学校の話題を扱う掲示板なのですが、パスワードの入力が必要だったり、検索よけ(検索エンジンにヒットしない工夫)がされていたりして、特定の人しか閲覧できないようになっている場合が多いのです」
「そうなんですか」
「また、携帯電話でアクセスするようになっていて、パソコンでは表示できなかったり・・・」
「パソコンでは表示できないのですか?」
「いえ、あの、全てがそうとは限らないのです」

このときは「パソコンでは表示できない」という言葉に、なぜ反応されたのかわからなかった。

「・・・」
「・・・どうしたんですか?」
「このクリニックに通っている患者さんで、中学生や高校生の人というのは非常に少ないので、学校裏サイトとの関係は少ないと思うんですよね」
「あの、特定の学校の関係者には、卒業生なども含まれます。また、教職員や警察のサイバー犯罪対策室などで、ノウハウを持つ人が探せば、学校裏サイトのチェックは可能です。学校裏サイトの関係者=在学中の人とは限らないと思いますが」
「あ、そうか!!」

私のほうに、認識不足な点があって、N先生の聞きたかったことに、十分答えられたか、今となっては疑問だ。

まず、学校裏サイトのことは脇においておいて、「インターネットで自分の悪口が書かれている」「自分の考えが、パソコンや携帯電話を通して流れ出てしまう」という訴えは、統合失調症や妄想性障害など、様々な精神疾患で起こりうることだそうだ。

一方で「インターネットで悪口を書かれる」ということ自体は、妄想ではなく現実にも起こりうる。それは「他人のブログ」「匿名掲示板」など様々な場所で起こる。そして「学校裏サイト」でも起こりうる。

周囲の人は初めのうち「悪口を書かれるなんて気の毒に・・・」と思ってしまうこともある。また、健康な人でも「自分の都合の良いように、話を変えて伝える」ということはあるので、話の一つ一つを聞いていると「大袈裟だったり、つじつまが合わないこともあるが、そんなことは誰でもあるから」と思ってしまう。

上の話で言えば「パソコンで表示できないものを、見たといっている」「学生でない人が学校裏サイトの存在を気にしている」ということは、一見おかしなことにも見える。ただ、中途半端に知識のある私のような人間がしゃしゃり出て、説明をつけようと思えば、説明がついてしまう。

これが、精神疾患の難しいところだそうだ。

私は、この患者さんが誰で、どの後どうなったのか知らないけど、もう何年も経っているから、きっと良い経過をたどっていると、信じたいと思う。

精神疾患のこととは別に、学校裏サイトの存在がネットいじめにつながるということは、広く認識されつつある。ネットいじめの怖いところは「頭を冷やす時間がない」ということ。学校や職場でいじめがあったとしても、いじめる側・いじめられる側ともに「家に帰ったら冷静になれる」という面があったのだが、ネットいじめ(メールや学校裏サイトを通してのいじめ)は、24時間、いつでもできてしまう。

また、大人がこうした「子どもの世界」を理解できず、監視できない状態にあることも、ネットいじめを加速させている。

佐世保小6女児同級生殺害事件(女児が同級生をカッターナイフで刺殺した事件)は、インターネットが児童に与えた影響が大きかった事件として、記憶に残っている。この件は、ネットいじめとまでは言えないかもしれないが、いざこのような大きな事件が起こったときに、親御さんや教職員の方が「何も気づいていなかった」「何もわかってなかった」と落胆し、自分を責めることが目に見えるようで、胸が痛くなる。

拍手[0回]

PR

爆笑した「1」

内閣総理大臣を選ぶ投票の結果を読み上げる人が「舛添要一君1」と言っていた。

拍手[0回]

「それ抜き」で観客をひきつけておくには?

今日の夕刊を見て、谷亮子さんが「競技者として優れているか?」ということと、「議員の素質があるか?」ということは、別の問題だよなと思っていた。

一つ、別のことを思い出した。

プロ野球に「クライマックスシリーズ」の仕組みが生まれたときに「1年を通してのリーグ戦の結果が、覆るって言うのはなぁ・・・」と疑問もあった。一方で、「クライマックスシリーズなければ、観客をひきつけておけないプロ野球について、考える機会は必要だよな」とも思った。

谷亮子選手がいなければ、「日本の柔道界はどうなっていただろう?」「今後、議員になって(なるとは限らないけど)忙しくなった谷亮子選手が、引退をしたら柔道界は?」と考えると、プロ野球のクライマックスシリーズのときと同じ疑問が沸く。

そんな中、下記の記事を読ませていただいた。

CHARADEさん「Adminではないけれど [ブログ篇]」より
■[スポーツ] 谷亮子さん、参議院議員になったら、今度こそ引退してください
http://d.hatena.ne.jp/chd/comment?date=20100510

現実的に、議員になったら、柔道をしている時間がないくらい、忙しいかもしれない。引退することになるのだろうか? 谷亮子さんや「クライマックスシリーズ」ほどの「カリスマ性(作られたものであるにせよ)」「魅力(作られたものであるにせよ)」を持つ選手が今後、登場するだろうか?

拍手[0回]

「大阪外島保養院物語 ハンセン病隔離政策100年を問う」を聞いて

ABCラジオで「外島保養院」についての特別番組があった。
「大阪外島保養院物語 ハンセン病隔離政策100年を問う」
外島保養院は、大阪・西淀川に1909年から1934年まで存在した、ハンセン病療養所である。

なぜ、この番組に興味を持ったかというと、祖父が「老人性結核の疑いあり」とされたときの経験を思い出したからだ。祖父は若いときに結核にかかったので、年老いて現れた症状を総合的に判断されて、国立療養所・千石荘病院を紹介され、入院治療を受けていた。
さらに患者家族も、何度も保健所に呼び出されて、けっこうバタバタした。

そのとき祖母から「結核という病名を、絶対に他人に言ってはならない」と厳しく、しつこいほどに言われていた。私は高校3年になったばかりで「周りはみんな受験生で、そのような病名を聞かされたほかの人が、ショックを受けるかもしれないから、黙っていたほうがいい」と自然に思えた。

後に思えば、祖母は「結核ということがわかれば、他人から嫌われる」という思いが、ものすごく強かったのだろう。祖母のレントゲンに「カゲがありますね」と言われたのだが(偽影でした)、そのときの狂乱ぶりは唖然とするほどで「結核になって生きるくらいなら、死んだほうがマシだ」という言葉を、延々と聞かされ続ける羽目になった。

「黙っていよう」と思えば思うほど、人目が気になってしまうのが、不思議だった。「私は、つい口をすべらせて、誰かに何か言ってしまったのでは?」という気持ちにすらなった。

千石荘病院は少し遠いので、祖父の見舞いと、家事と、自分の受験勉強で、肉体的にもなんだかクタクタになっていったのをおぼえている。

外島保養院についての番組は、私の耳では全てを聞き取ることはできなかったのも本当だ。ただ聞きながら、千石荘病院へ祖父に会いに行ったときのことを、思い出した。
外島保養院にいた人たちには、このように気軽に見舞う・見舞われることもなかったのかもしれない。幼少時からずっと、療養所内で過ごさなければならない人もいたそうだ。
また、ハンセン病患者を隔離する政策は、あまりにも長く続いたため、強制的な隔離が行われなくなっても、療養所での生活を選ばなければならなかった人もいるそうだ。

千石荘病院の誰に聞いたのだったか「長期入院をしていると、治ってもどこへ帰ればいいのか、わからなくなる」という言葉が、心に突き刺さったままだ。それはご家庭の事情といった個人レベルの問題だったのか、結核という病気によるものかは、今となっては定かではないが。

番組を聞く間、千石荘病院の窓から見えた、猫たちがごろ寝している光景が目に浮かんで、仕方なかった。
私が祖父の見舞いに行くと「遠いところよく来たね」と言ってくれるほかの患者さんは、猫を可愛がっていた。自分も大変なときに、他の人や動物に、愛情を注げることを、すごいと思った。

外島保養院は、室戸台風で壊滅状態となり、同地に再建することは叶わず、岡山県長島に再建されることになった。
千石荘病院は平成15年に「国立病院 大阪医療センター」に統合された。

そうか、どちらも、もうないのか・・・。さびしくなったのは本当だ。

今もこんなにはっきり目に浮かぶのだ。「よく来たね」と言ってくれた患者さんたち。窓の向こうでくつろいでいた猫たち。そして「結核ということは、誰にも言ってはならない」と、あまりにもきつい言い方で、私たちに命令した祖母の顔。

これから、もっとハンセン病のこと、結核のことが正しく知られるようになればいいと思う。「適切な感染予防」と「過剰に恐れない正しい対処法」が広く知られることで、病気への偏見がなくなっていけばいいと思う。そして今までに不当な差別を受けてきた人々の存在から、私たちは様々なことを学ばなければならない、とも思うのだ。

拍手[0回]

明日、営業終了って・・・。

今日は精神科のL先生のところへ行った。その話を書きたいけど、衝撃的なニュースに大変驚いた。

ニューオータニ神戸ハーバーランド が明日、営業終了
http://www.newotani.co.jp/kobe/event/finale/index.html

えぇえ!! そんな・・・。驚いて言葉が出ない。

L先生に託された、N院長先生からのハガキを見た瞬間と同じくらいの衝撃で言葉が出ない。。。

拍手[0回]

カレンダー

04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

フリーエリア

最新CM

[01/18 シャネル スーパーコピー キーケース]
[10/10 バッグ・財布・時計スーパーコピーブランドコピー]
[07/09 美辞ん堂ふゆう]
[07/07 衣斐 美由紀]
[05/04 t.soota]

プロフィール

HN:
美辞ん堂ふゆう
性別:
非公開

バーコード

ブログ内検索

P R