私は当時24才でした。
メニエール病になりやすい年齢として「30代後半から40代前半がピーク」と言われています。そのためか、入院時の案内をしてくださった看護師さんが、「付き添いの身内(40代後半、女性)=入院する人」だと思ってたってことがありましたね。
懐かしいなぁ。。。
あれから今までに、コーヒーにかつお節を入れてくれる人は、片手の指で数えても余るくらいしか、いなかったなぁ。。。イソバイドの味が「想像よりはマシ」と言ってくれる人は、少しだけいたなぁ。。。使用済み蚊取りマットを貯める実験に、私と共に挑戦してくれる人も、いなかったなぁ。。。
【K先生へ】
10年前、内リンパ嚢開放術を受けさせてくださり、ありがとうございます。おかげさまで、生きることがとても楽しくなりました。
メニエール病の発作が続いて「こんな毎日から抜け出せる」なんて想像もつかなかったけれど、手術によって、抜け出すことができました。この経験は、人生の様々な場面で「もう駄目だ」と思っても、「何か道があるかもしれない」と考えられることにつながりました。
メニエール病になったことも、8年たって軽く再発させてしまったことも、色々なことを考える機会になり、今では「良かったこと」だと思えます。
K先生は10年という時間をかけて、今日という日をプレゼントしてくれたんですね。ありがとうございます。これからも、K先生からのプレゼントが、数多くの患者さんに届きますように!!
そして、患者さんの誰かが「K先生が『たかみぃ(アルフィー)』のようになってくれるなら、手術を受けてもいいかなぁ」と言ってくれますように。
勇気ある人へ
http://www.mypress.jp/v2_writers/fuyuu_no_mimi/story/?story_id=1961001 [0回]
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