喘息の先生のところへ行った。
「急性胃腸炎の後は、どうでしたか?」
「おかげさまで、喘息もひどくならずすごせていたのですが、電気工事士さんや大工さんがきていて、忙しかった。埃もあってか、のどがおかしくなってしまって・・・」
「咳はどんなくらい?」
「夜、寝る前に出るくらいだったんですけど、ぜいぜいいって、ちょっとうるさかった。それと、のどになんか貼り付いてるような変な感じがして、ものが飲み込みにくい」
「・・・あのね、胸の上のほうに、硬めの痰がたまってますね」
「そうですか」
「それと、のどなんですけど、軽い炎症があると『何か貼り付いているようだ』と訴える人がいます」
「はい」
「今は、抗生剤が必要なほどではないですが・・・目の下を見せてくれるかな」
「はい・・・(貧血気味やろうな)・・・」
「・・・(にっこり)」
「・・・(にっこり)」
「貧血の傾向があるでしょうね」
ちなみに、鉄欠乏性貧血がある人が「ものを飲み込みにくい」と訴えるケースは、あるそうだ。プランマー・ビンソン症候群といって、鉄分の不足(鉄欠乏性貧血)によって口腔粘膜、食道粘膜がおかしくなったり、食道の筋肉が退行性変化を起こしたりするのだそうだ。そのほか、鉄欠乏性貧血が進むと爪がぼろぼろになる、髪がぱさぱさになるといった変化も見られる。
喘息と貧血の違い(のどの違和感がどんなんか)って、まだまだ勉強不足・経験不足だなと思った。
ちなみに、鉄欠乏性貧血の場合にみられる氷食症、氷ばかりをがりがり食べたくなる、という症状は、私も経験がある。そのときは知識がなくて分からなかったので、自分が暑がりだからかな、と思っていた。今思えば氷食症というものだったのだと思う。
久しぶりに、イソバイドより100倍まずい(と私は思っていっる)咳止めの水薬(フスコデ・ブロチンの混ぜたやつ)をもらった。
今日もありがとうございました。ぺこり。
昔々のことだが、「子宮内膜症だから下痢をするのは、いつものことで、気にしていない」と外科の先生に話して「え?」となられらことがある。「われわれからすると、子宮内膜症だから下痢をしても当然、という考え方は、ちょっと驚いた」といわれた。
でも素人の自分からすると、鉄欠乏性貧血だから、ものを飲み込みにくくなったり、氷をばりばりって食べたくなったりする、ということは、当たり前のように関連づけることが、ちょっとびっくりした。
素人には、まだまだ勉強する余地が、たくさんある。
参考サイト)
プランマー・ビンソン症候群
http://www.yasuhara-dental.or.jp/06/faq_623.html氷食症(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B7%E9%A3%9F%E7%97%87
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