忍者ブログ

普通の日はないんですか!?

「大きな波に流されるのでも、逆らうのでもなく、波に乗って進みなさい」と、教えてくれたのはあなたでしたね。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

「法相」だから発言が難しい

朝日「死に神」報道に法相激怒 「死刑執行された方に対する侮辱」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080620-00000924-san-soci

朝日新聞社の報道を見てみる。
http://www.asahi.com/national/update/0620/TKY200806200165.html

この下の「こんな記事も」は、鳩山法相に関する記事を、自動選択機能で機械的に抜き出したもののはずだが、なんだか鳩山法相の発言内容について、どうのこうのいう記事ばかりが並んでいる。まったくの偶然なのだろうけれど・・・。

こうした問題で、鳩山法相が「法相」であるだけに、難しいものがある。朝日新聞側の表現の自由と、報道された内容が「罵倒」「侮辱」「名誉毀損」などにあたるかといった問題は、個々の事例によって異なり、裁判で争われる場合も多い。

このことから、鳩山法相が、個人的なレベルで腹を立てるのは、十分分かるのだが、「法相」としては簡単に「こんな表現はいけない」ということは、なかなか難しいだろうと思う。

死刑執行というのは、人間の生命について、人間がコントロールするという、非常に重要な問題をはらんでいる。そうした「人の生命をコントロールしていいのか」ということや、冤罪だった場合に取り返しがつかないから、ということも、議論されている。

「死に神」という言葉には、衝撃的な言葉であることも、もちろん問題ではある。スポーツ新聞などで、インパクトの強い衝撃的な言葉を使うことで、読者の視線をひきつける手法は、結構たくさん行われている。「○○(有名人)誘拐!! 未遂」とか、新聞の二つ折りの折り目を開けてみて、初めて全文が分かるような構成になっているものもある。

私としては、鳩山法相が「死に神」と呼ばれることで、まるで「個人の判断」で死刑執行をしているように思われると、それも危険ではないのか、と思うのだ。死刑という判決を出すまでには、裁判で争われた長い経緯があり、死刑確定後の執行に関しても、「いつまでも執行しないのもどうか?」「いや、死刑廃止といった議論もある」とさんざん議論されてきた経緯があるはずだ。それを「死に神」と呼ばれることで、鳩山法相の個人的な判断のような色が出てしまう、ということも、問題ではないのだろうかと思う。

拍手[0回]

PR

コメント

お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

カレンダー

04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

フリーエリア

最新CM

[01/18 シャネル スーパーコピー キーケース]
[10/10 バッグ・財布・時計スーパーコピーブランドコピー]
[07/09 美辞ん堂ふゆう]
[07/07 衣斐 美由紀]
[05/04 t.soota]

プロフィール

HN:
美辞ん堂ふゆう
性別:
非公開

バーコード

ブログ内検索

P R