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普通の日はないんですか!?

「大きな波に流されるのでも、逆らうのでもなく、波に乗って進みなさい」と、教えてくれたのはあなたでしたね。

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その後こんなことが起こるなんて、知る由もなかった。。。 その3:完結

外科の診察台の上で「まな板の上」の鯉になりながら。

「あ、あの、背中に皮膚炎が広がってて」
「うん」
「で、そういう皮膚炎になりやすい状況が、体全体にあったんかなって」

「・・・乳腺押すけど、大丈夫?」
「はい」
「右やんな?」
「今は、両方」
「両方?」
「はい」
「それやったら、大丈夫や。悪性のものではないわ。悪性のものが、両側に同時にできるっていうことは考えづらいから、良性のものですね」
「そうですか」

「あのね。しこりができないガンって、あるねんわ。皮膚がびらんになって、しこりが触れないようなガンってあって。しこりがないから、マンモグラフィーやってもエコーかけても、よくわからないねん(ページェット病というそうです)」
「そうなんですか」
「うん。それが一番、気になってたんやけど、両側が同時にそうなることは、少ないと思うから」
「はい」
(注:あくまでも私の場合です。ご自身の健康問題をご自身で判断するのはやめて、医師の診察をうけてください)

「だから、今、両側やということを聞いたんで、細胞診はできなくても大丈夫。・・・マジで、しようにも検体取れんなぁ(笑)」
「ごめん・・・」
「いや、仕方ないやん。気にせんでいいよ。今、ほとんど心配ないってわかったんから」
「はい」
「もし、今後は『採取できるときに来たら、採取して細胞診にまわす』ってことでいいと思う」
「はい、ありがとうございます」

「ちなみに、背中って、どういう感じなん?」

くるって回って背中を診せてみる。

「うわぁあああ・・・。なんか、ごめん(笑)・・・、作為的? いや、作為的って言ったら自分でやったみたいになるけど、機械で押したみたいな感じになってる」
「皮膚科の先生にもそれ、言われたんですけど、自分で見るなら、体をひねって見ることになるんで、よくわかんないんですよ」
「あぁ、そうやろな」
「それで自分の感じてる(自分のかゆい範囲)より広いんかなって、皮膚科の先生に診ていただいて思ってました。椅子の背もたれがあたるんかなぁって言ってたんです」
「あぁ、背もたれ、ありえるわ、これやったら!! そうかもしれへんな!!」

「まぁ、今日は空振りは空振りやけど、よかったんちゃう?」
「うん。よかった」
「胃が」
「胃が」
「悪くなったらな。言ってや?」
「はい」
「朝ごはん食べらんと来てくれたら、対処できるからさ」
「はい」

今日はお騒がせいたしました。ありがとう。ぺこり。ちなみにL先生には、N院長先生を通して「良性疾患だそうです」と連絡することができた。ありがとう。お騒がせしてごめんなさい。

思うに、あのバス停は、なんかいる。私と相性の悪い魔物が。きっといる。耳の症状が再発したときも、「バス停の位置が悪い(←これはホンマです)から、パニック障害になった」と思い込んで放置してしまったしな・・・。

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