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普通の日はないんですか!?

「大きな波に流されるのでも、逆らうのでもなく、波に乗って進みなさい」と、教えてくれたのはあなたでしたね。

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自分が「一生懸命生きている」ということを、話す機会

婦人科のT先生のところへ行った。

「排卵・・・してないですね」
「してないですね」
「低温のままやな・・・」
「そうですね」

「あのね、排卵しないまま放っておくとういことは、良くないというのが一つ」
「はい」
「もう一つは、不正出血があったり、月経前緊張症の症状が強くみられているということ」
「はい」
「で、低用量ピルを使うっていう方法もあります」
「はい」
「排卵をしていない周期が、もう1回あったら、低用量ピルを使ってみましょう」
「ルナベル?」
「そうそう、ルナベル。オーソM-21と一緒ですよ。しかし、ドグマチールやめてから狂ってるっていうのが、なんかなぁ」
「はははは」
「はははは。普通飲んでる間のほうが、なんか起こると思うねんけど・・・」
「ひねくれものなんです」
「はははは」

昔、乳腺症・乳腺炎に初めてなったときに、「ドグマチールを一年位前まで飲んでた(一年くらい前に止めている)」といって「それだと、影響は考えにくいなぁ」といわれたことを思い出した。このときも、「やめてから」だったってことになるよね。

T先生は「誕生日おめでとう」って言ってくれた。っていうか、無理やり言わせた。
「また一つ年取るってこと」
「そうなの!!」
「お互いに、一生懸命生きていきましょう」
「はい!!」

多分、お医者さんに診察をしてもらうという場面以外で、自分が「一生懸命生きている」ということを、話す機会というのは、あまりない。だから、お医者さんに聞いてもらえるということは、とても幸運なことだ。

一生懸命に語りかけてくれていることを、いい加減に受け答えする、投げ遣りに受け答えするということは、とてもいけないことだ。そうした受け答えをするのは、相手につらい思いをさせることだ。自分が大変で、自分がつらいからといって、他人をつらい目に遭わせてもいい、ということではないのだ。

プリンペランの注射を打ってもらってから、帰宅した。

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意外に「どうしようもない」基礎体温

昨日から、汗を大量にかくようになった。単に暑いからだと思っていたのだが、どうやらそうではない。悪寒と冷や汗の二つがそろっている。

実は、基礎体温が上がっておらず、高温相がなくて低温相のままの状況が続いて、20日が経過している。数日前から、下腹が痛かったので、排卵痛だろうと勝手に思い込んでいたのだけれど、どうやら排卵そのものが起こってないみたいだ。

「では、どうしよう?」ということになるのだが、意外に「どうしようもない」ということにも、実は気付いている。基礎体温を素人が無理やり上げるということは、できないので、どうしようもないのだ。大量に汗をかきながら、少し寒気もしながらも、どうしようもない。

どうしようもない。

つまりそれは、気にしなくていいということだ。うん、そうだきっと。T先生、こんなこと書いてごめんね。でも、どうしようもないんだよ・・・。

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よくなるよ

※この記事は、事実そのままではありません。先生の言葉に、自分が付け加えた言葉があります。※

今日、婦人科のT先生に様々な事情をお話して、薬のことも相談した。介護する側のあなたが、ぶっ倒れないように、といった話の後、最後に、T先生がおっしゃった言葉が印象的だった。

「おばあさんは、よくなるよ」

この言い方(イントネーションや、発音など)が、祖母の主治医の先生とすごく似ていたので、驚いた。

治療を受けていない場合には、悪くなるか現状維持しかなかった。でも、治療を受けている現在は、昨日より今日、今日より明日のほうが、「よくなるよ」。これは、確かにその通りだと思う。

「よくなるよ」と言ってくれた、T先生の気持ちが嬉しかった。

※この記事は、事実そのままではありません。先生の言葉に、自分が付け加えた言葉があります。※

M先生の診察がずっと先なので、寂しい、もしも、M先生の診察へ行けば、ストーマ・人工肛門のお話が聞けたかもしれない、と話をした。

祖母の主治医の先生は、M先生のようにでっかい。S先生もでっかかった(ちっちゃくはなかった)。でも、祖母の病院にいくと「でっかくない外科の先生はあまりいない」という思い込みは、単なる思い込みに過ぎないな、ということが分かる。いろんな先生がいらっしゃる。

また、T先生だけではなく、喘息の先生とも話をしたことだが、緊急の場合の「疲れた」という場合に、抗うつ剤や精神安定剤を、一時的に使用して介護を続けるのはいいが、これをずーっと続けるわけには、いかないということ。そんな介護は続かない。それは、祖母にも自分にも良くない、ということ。

「よくなる」っていうことが、誰かの犠牲の上に成り立っていたとしたら、患者本人が「他人が犠牲にしたことは何か」をいずれ知るかもしれない。知ったときに、どう思うか、という問題もある。

少しずつ、他の人の助力も借りながら、進んでいこうと思う。

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ルナベルに保険適用(治療の場合のみ)

婦人科の先生のところへ行った。

「さて、いよいよですね、低用量ピルであるルナベルが、子宮内膜症の治療に使用する場合に限り保険の適用となります」
「はい!!」
「ルナベルはオーソM-21と同じ、一相性ピルです」
「はい!!」

「それを使うかどうかは別として・・・」
「別として・・・」
「CA125とCA19-9って、調べてないよね?」
「そういえば、最近やってないかも・・・」
「・・・2年前になるな」
「そんなにやってない?」
「そうやなぁ。。。ルナベルを使うかどうかは別として、CA125は、調べた方がいいですね。あと、CA19-9で診断がつく場合があるんでね、調べてみましょう」
「はい」
「ごめんなぁ、前に採血したばっかりやってんな」
「いえ、いいですよ、いってきまっす!!」

この続きは、今日、外科から帰ってから書きます。その理由も含めて、また後ほど!!

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夜と瞳

今日の文章は、普段の受診日記とは調子が違うかもしれません。

婦人科のT先生のところへ行った。

月経のサイクルでいう8日目、17日目、25日目に喘息発作になってしまう、あと5日目に心身両面での不調(パニック発作になったり、胃痙攣を起したりしてしまう)が起こることがある、と話した。もしも、その不調が続いたり、爆発的に悪くなったりすることがあれば、ホルモン剤をもう一回使うかな、という話をした。

自分としては、現在の状況がどんなものであっても、たとえば胃痙攣がなくなったり、パニック発作がなくなったりする状態を、同時に生きて比べてみることは、できないので、「良くならなくても、悪くならないならいい」という思いがある。これは諦めという意味にとられるかもしれない。

自分としては「ある」っていう状態が、自分の一部みたいになっていて、初めからそれを想定して、物事の予定を立てているので、「なく」なったらどうなるか、というのが、予想できない。

T先生と話していると「人間の瞳というのは、これほどまでに優しいものかな」と思う。自分が弱っているときには、相手の瞳を見つめて話すことは、できない。自分の視線が、相手に嫌な感じを与えているんじゃないか、と不安になることが多かった。

人間の瞳というのは、夜というものの優しさに似ている。日本人であるため、周りに黒や茶色の瞳をしている人が、おおかった。だから瞳の色というのは、なんだか夜とか、闇を切り取った色のように、見えていたのかもしれない。

夜の優しさというのは「何もしない」ということだ。昼の明るさ、様々なものが自分にアピールして来る、キラキラとした希望あふれる時間とは違い、夜には、安心感・安堵感・明日を待つ気持ちなどを含んだ、優しさがある。

こうして、他人の瞳の中に優しさを見つけながら、やがて自分の瞳にも、闇を抱え込んでいるだけではない、様々な感情がこめられていることを、少しずつ思い出して、自分を取り戻していくのだろう。T先生だけではなく、ツッコミは鋭いが口調は優しいK先生や、ポンポン弾む勢いのある言葉を話すS先生の瞳にも、優しさが含まれていることを、いつからか感じていたように思う。だからこそ、様々な秘密の話を打ち明けることができた。

今日も夜が来る。優しい夜がきて、哀しいこともつらいことも、そっと包み込んでくれる。

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