山がきれいに見える

JRの駅から家に帰る。
「山へ向かって帰る」ことになる。

川沿いの道を、川の流れに逆らう形で歩いていくと、山がきれいに見える日がある。
風が強くて、空気が澄んでいるからだろう。
この時期には、風が強いほうが、私としても気持ちいい。

山がきれいに見えると、なんだか嬉しくなる。
頼れる味方がそこにいてくれるような気持ち。

実はこの山、けっこう有名で霊峰としても知られている。
とても近くに見えるけれど、バスで行こうとすると40分近くかかる（電車は遠回りすぎて論外）。

今は、山に向かって
「見守ってくださってありがとうございます」
「どうか今しばらく、ここに住むことをお許しください」
と祈ることにしよう。

そしていつか、歴史ある山寺にお参りしたいと思う。

そういえば、この辺りで。

夕方、某スーパーに買い物に出かけた。
細い路地を通り抜けて国道に出る。

先日、この国道沿いの色々なお店のことを、教えてくれた人がいた。
もっと前に、この近くで働いていたという人もいて、引っ越しが済んだのかどうかを気にかけてくれた。

これから、その人たちがこの辺りを通るときに、
「そういえば、ふゆうってこの辺で暮らしてるんやなぁ」
と、思ってくれるかもしれない。

そのような想像が、私をとても幸せにしてくれた。
教えてもらったお店にも、近いうちに行ってみよう。

_φ(･_･

何かについて、「しんどい、やめたい」と思える間はまだ救いがあるのかもしれない。
何らかのエネルギーがそこに存在するなら、エネルギーの向きを変えればまた、やり直しがきくかもしれない。

もし、何も感じられなくなってしまったら？
ゼロから1を生み出すのはしんどい。

何もないように見えた地面に草木が芽吹くことはあるけど、それには種が必要だ。
エネルギーの種がどこかからやって来るまで、待つしかないのかな？
もう続けなくていいと、神様は思っているのかな？

それぞれの道が一瞬交わったというだけなのに

「その人の話をもっと聞きたい」
「その人に話したいことがいっぱいある」

そういう時は、
「話を聞いて、幸せになりたい」
「聞いてもらって、幸せになりたい」
と思っている。

逆に言えば、
「一緒にいながら会話が成り立たないとしたら、幸せでない」
と思い込んでいるのだ。

先日その人と会ったのは、全くの偶然だった。
「たまたま行き違った」というレベルの、ごく短時間の邂逅だった。

それでも、私は幸せだった。

その人ともっと深くコミュニケーションを取りたい。
もし、飲み会などたっぷり時間がある場面なら、1時間、2時間と膝突き合せてじっくり話したい。
その思いに、今も変わりはない。

先日はとっさのことで、共有できる話題や感情はなかった。
ただそれぞれの進む道が一瞬交わったというだけ。

それでも、とても幸せだった。

その人が、間違いなく存在する。
その人が、元気で過ごしている。
私のことを、見つけてくださる。
突然のできごとに足がすくんで動けなくなった私に、その人のほうから近づいてくださる。

この瞬間を思い出すだけで、次の約束の日が来るまで、私はいつでも幸せになれるだろう。

この感情に、私は何と名前をつければいいのだろう？

( ..)φ＿痛いのでもういや

もうすぐ、乳腺エコーをしてもらう。

S先生が
「カバサール、増やしても構わんよ」
って言ってくれたらいいのに。

そうしたら、皮膚炎とかも起こらず、月経も正常になってくれるかもしれない。

いや、もちろん別の原因（環境の変化やストレス）が何かあるのかもしれないけど。
皮膚炎は痛いのでもういや。