実は、次のような問い合わせをいただきました。
【引用始まり】 ---
内リンパ嚢開放術、あるいは他の手術であっても、前後に生理になった場合に、自分で生理用品を取り替えることが、できるでしょうか?
【引用終わり】 ---
この件に関して「手術前後に生理が起こった場合、どう対処したか?」という体験談がおありでしたら、どうかお教えください。
メールフォームよりお願いいたします。ふゆうに届きます。
実は、私は内リンパ嚢開放術を受けた当時は、子宮内膜症の治療もしていて、月経を止めていました。ナサニール点鼻薬を使用しての偽閉経療法を行っていたのです。
そのため「生理になったら・・・」という観点が、まるで抜け落ちておりました。申し訳ございませんでした。
さて、月経(生理)になっても、内リンパ嚢開放術は受けることができます。他の手術の事はわかりませんが。手術やその後の管理についても様々な変化・改良がされているかもしれませんので、主治医の先生にお確かめください。
手術後、「ベッド上から動いてはいけない」という期間があります。その間は「座る」ということも、私の場合はできませんでした。その間は、生理になったとしても、自分で生理用品を取り替えることは、できなかったのではないかと思います。
ある方から「タンポンを使用して手術を受けた」という話を、聴いたことがありました。
生理中・生理前後というのは、思わぬ体調の変化が起こる場合があります。普通は生理のサイクルは予測できるケースがおおいので、手術予約をする段階で、生理が起こらない期日を選ぶことができるとよいですね。基礎体温表をつけて、月経のサイクルをつかんでおきましょう。
とはいえ、手術を受けると思って緊張していると、生理のサイクルが狂って、予定外の出血が起こることもあります。そのときは、主治医の先生に必ず、お伝えください。
また、生理については女性の方は「他人に世話されたくない」という思いを持っている人も多いでしょう。私も不思議と、排尿・排便の世話よりも、生理の世話を他人にされるほうがつらい、と感じます。また、子宮内膜症のための診察で、内診が必要な場合であっても「出血がある時期には診察がめちゃくちゃ嫌だ」と感じる傾向は、私自身あります。出血がないときよりも、はるかに抵抗が大きいように思います。また、座薬・膣錠の使用なども、予め予定されていた場合以外に、突然言われると、「ちょっとやだ」と思ってしまいます(注射にしてもらいます)。
こうした「感覚」の問題は、個人差も大きく、特に男性の先生から「生理中でも手術できますよ」と言われた場合に「そういう話じゃないんだよ・・・」という思いを持ってしまうケースがあるようです。感覚の違いなので、説明することは難しいかもしれませんが、「通じない」と諦めるのではなく、手術予約の段階で「生理の時期を外してほしい」と伝えられるといいですね。
この件に関して「手術前後に生理が起こった場合、どう対処したか?」という体験談がおありでしたら、どうかお教えください。
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