「大決戦! 超ウルトラ8兄弟」を観た。パンフレットを事前に買う時間がなかったので、まずは映画そのものを鑑賞。
まずはなんといっても、8ウルトラマンがそろって、いっせいに光線を発するシーンの壮観さ、というものは、他では味わえないものであった。そのことだけでも、映画を観た価値はある。
「恋人と一緒に居るために、夢を実現できるチャンスをあきらめる」
「そんなのは、逃げているだけ」
といった会話が出てきて、これが子どもには少々難しくないかな、とは思った。
なぜなら、子どもの間には「愛こそすべて!!」「恋人のためなら、自分が犠牲になってもかまわない・・・」という恋愛に、あこがれる場合があるからだ。恋人のために「夢を諦める」というほどの強い思いを、なぜ恋人から拒絶・反対されたのか、という点は、私が10歳くらいだったとき・・・、いや17,8歳になっても、分かったかどうか・・・。むしろ分かるようになったのは、最近だと言えるかもしれない。
「ウルトラマンを信じる心」というのは、おそらく「他人を当てにする」ということとは違う。「どうせウルトラマンが守ってくれる」という、他人に期待するのではなく、「希望を失わず、自分にできることを精一杯する」という場合の「希望」というのが、ウルトラマンなんじゃないだろうか。
私は個人的に、ウルトラマンがオレンジ色に輝くシーンがとても好きだ。あのように輝くシーンは、「メビウス」でもあったのだが、8ウルトラマンがぜーんぶ、あの温かそうで、希望がわいてくるような光に包まれているシーンは、本当に好きだ。
イメージトレーニングで、そうした「自分の体の中に、希望の光というものを持っている」というイメージを持つ、という話を聞いたことがある。そうした場合の「希望の光」というものが、あのようなオレンジ色をしているのではないか、と思うのだ。
パンフレットを映画鑑賞後に買った。ネタばれにもなるので「なかなか、面白いことが書いてあった」とだけ書いておこう。
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