2008年9月17日、精神科の先生から「独りになる」ことについて、注意を促されました。
「脅かすわけではありませんが、少し注意してほしいことがあります。家に独りで過ごす時間が長くなるわけですし、女性が一軒家で生活をするということは、結構こわいものです。そのために、一時的に不安が強くなったり、不眠になったり、パニック障害が悪化したりする可能性もあります。そういうのは、必ず良くなりますから、少し注意して生活してくださいね。無理はしないように」
今となっては、このお話をもっと真剣に、受け止めていればよかったと、反省することが多いです。
実際に、吐き気がする、不安が強い、という書き込みが、基礎体温表や喘息手帳に増えています。ナウゼリン、デパスなどを服用しながら、なんとか乗り切っていたようです。
そして、独りで過ごすということは、会話というものをしないので「難聴になっても、気づかない」ということでもありました。
10月1日に、Sさんという人のところへ、会いに行く約束をしていました。Sさんは外科のお医者さんです。
実は、祖母が入院する3日ほど前、Sさんに会って話していました。Sさんがお医者さんのためのカラー写真がふんだんに掲載された本を出して、内臓の写真などを見せてくれました。その中に「穿孔した腸の写真」があったようです。
Sさんは後に「おいおい、私があんな写真を見せてしまったから、おばあちゃんが悪くなったんやないんやろな?」と、ちょっと気にしていたとおっしゃいました。
久しぶりに会えるSさんに、「時期的に自分の誕生日の直前なので、誕生日おめでとうって書いてもらおう」と勝手に決めて、楽しみにしていました。
Sさんと会う約束をしてから、実際に会うまでの期間、私の記録は頓服薬の服薬内容しか書かれていません。これは「体調が悪い」ということを、意識するのが怖かったのです。会う約束を、体調のせいで守れなくなったら、すごくすごくすごく残念だから、なるべく頭から排除しようとしたのだろうと思います。ただ、鎮痛剤を何度も重ねて飲んでしまうといったことは、あってはならないことなので、「何時何分、ボルタレンSR」とかのメモだけは書いてあります。
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