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普通の日はないんですか!?

「大きな波に流されるのでも、逆らうのでもなく、波に乗って進みなさい」と、教えてくれたのはあなたでしたね。

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運命の日と空白の一週間

2008年10月7日、この日は半年に一度の聴力検査の日でした。通い慣れた病院ですので、特に不安も緊張もなく「帰りにはガストによろうかな」と考える余裕もありました。

しかしこの日、耳鼻科の主治医Y先生は、意外な事を言いました。

「どうしたん? 調子悪かったかな?」
「え? 何も悪くは・・・」
「ほら、聴力ね、低音部が聴こえなくなってる。メニエール病の治療を再スタートしましょう」

言葉が出ないほどの驚きでした。

「めまい、耳鳴り、その他、何もなかったとは考えづらいんですけど、いかがですか?」
「えぇ・・・? あ!!」
「あ?」

「あの、急に今言われたのでびっくりしてるんですけど、パニック障害とか、そういう問題だと思って、デパスとかを飲んでやりすごしたことはあります。あと、吐き気とか、ふらふらする感じ(浮動感)というのは、パニック障害だった場合と見分けがつかないので・・・」
「まぁ、分かる気はします。ストレスがかかったら、メニエール病が悪化することもあるし、まったく精神科の問題と、この難聴、メニエール病の症状が別のものかどうかって、私も問われたら分からないですね」
「そうですよね」
「ただ、聴力は落ちているという現実があるので、メニエール病の症状が出てたことは、多分間違いないでしょう」

このときの気持ちは「?( ̄□ ̄)やられたぜ!!」という感じでした。

そう、一気にすべての事象が思い起こされ「あれはメニエール病再発の兆候、というか『再発の兆候』の予兆だったのか」と気付かされたのです。

「で、イソバイドを出します」
「はい (心の声::?( ̄□ ̄)やられたぜ!!)」
「今日からすぐ飲めとはいいませんが、もしも悪くなったら服薬して、また受診を必ずしてくださいね」
「はい (心の声::?( ̄□ ̄)やられたぜ!!)」
「次の予約は半年後にしますが、それは厳密に守らなくてもいいので、悪くなったら受診してください」
「はい (心の声::?( ̄□ ̄)やられたぜ!!)」

ただ一つ、現在の主治医の先生にお聞きしたことがあります。

「あの、私が鈍感だから?」
「え?」
「精神科の症状と思い込んでて、分からなくて」
「あぁ、鈍感いうのとは、ちょっと違うと思いますけどね」

この質問に、どういう意味があったのか、私自身もわからないのです。ただあまりにも急の出来事で、本当に驚き、うろたえて発した質問だといえます。

肝心のこの日から一週間ほど、私の基礎体温表、喘息手帳には、まったく記入がなくなっています。日付すら書いていません。完全なる空白の状態です。よほどのショックで、何も書きたくなくなったのでしょう。

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