婦人科のT先生のところへ行った。出先から直接行ったので、黒のパンツスーツを着ていた。
「こんにち・・・おぉ!!」
「こんにちは」
「服、かっこいいよ」
「ありがとうございます」
「どうでした? 排卵は?」
「あったように見えます」
基礎体温表を渡す。
「見えないです」
「え?」
「排卵あったよ、って断言するのは無理やなぁ。自分の感覚では、なんかあった?」
「体調が変わって、途中から下腹部痛や腰痛が増えてきたんです」
「なるほどなぁ。・・・でも断言は出来ないから、?マークをつけさせてもらう」
「あううぅ」
「ただ、基礎体温がわずかだが上がっているのは事実なんで」
「はい!!」
「排卵しようという意志が、体の側にはあると思う」
「はい」
「それをうまく伸ばしていくことと、あと、卵子の元気さにもかかわってくることやな」
「はい」
「あの、体重が減りまして」
「どのくらい?」
「3キロほど減っていて、自覚が無かったので驚きました」
「3キロ・・・、減りすぎか。もともと痩せてるからな」
「ただ、あの、イソバイドを飲んでいるからかもしれない」
「イソバイドって何?」
「耳の、あの、利尿剤。むくみをとる」
「あ、じゃあ、そのせいやわ」
「断言ですか(笑)?」
「うん、それで説明できる範囲やと思うよ」
「ありがとうございます」
「さて、薬ですが」
「あの、L先生がこのようにおっしゃっています」
ノートを出す。
【引用始まり】 ---
ふゆうに△タ△ンをあげてください。
(◇◆▽▲◎●ーとかにして)
【引用終わり】 ---
↑ちょっと事実を歪曲した書き方。ごめんねL先生。。。
「・・・(笑)」
「・・・(笑)」
「このノリには、どう返事したらえぇんや(笑)?」
「普段のT先生の調子で」
「普段・・・」
【引用始まり】 ---
じゃあそちらで、ルナベルを。pilとかにして。
【引用終わり】 ---
「さて、真面目に投薬しよう」
「はい」
ボルタレンSR、ブスコパン、ロペミンをいただいて帰宅する。
「仕事がんばってな」
「はい、ありがとうございます」
「せっかく服買ったんやから」
「はい」
「腕さえあれば、大丈夫やねんから」
やはり、あなたは鬼ですね。。。 それは励ましているんだよね、きっと。。。
今日も、ありがとうございました。ぺこり。
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