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普通の日はないんですか!?

「大きな波に流されるのでも、逆らうのでもなく、波に乗って進みなさい」と、教えてくれたのはあなたでしたね。

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患者家族へのありがたい援助

私は祖母の介護・入院中にありがたかった援助は「料理を作ってもらえる」ことだった。おかずをタッパーとかにつめて「これ、夕食の足しにして」と持ってきてもらえる、ということが、本当にありがたかった。何も、豪華な料理でなくてもいいのだ。日常的に食べられる煮しめとか、何かの煮物、煮魚とか、そういうような作るのに手間暇がかかって、少し保存がきくような、そういうものを援助してもらえるのが、本当にありがたかった。

患者本人への見舞品として、お菓子、果物などを持ってきてくださるのは、もちろんありがたい。

でも、患者家族というのは、特に急な入院の場合には「家庭での役割」というものがありながら、病院での看病というものも加わる。だからこそ「家庭での役割」である料理をするという苦労を、少しでも分かってくれるというだけで、本当にありがたかった。

実は私の祖母は入院生活を終えたけれど、他の親戚が入退院を繰り返していて、退院したときにはデイサービスも利用しながら、という生活なので、私や私の家族は今でも、何日かおきに料理を作っている。

ただ「患者家族のために料理を作る」という発想は、自分の家族が入院したことがあるとか、自分が主婦の役割をつとめているという人以外の人には、なかなか発想しづらいことなのではないか、とも思う。私の父母と同じ年代の人、特に女性の方は、料理をして持ってきてくれる、ということが多かった。これは、主婦の方だったり、身近な人が入院したり、介護が必要となったりした経験があって、「どんな援助が嬉しいか」ということを、分かっていないとできないことのように思う。

患者家族にとっては「看病が終わってから、改めて台所に立つ」ということは、なんだかとても疲れる。とはいえ、毎日毎日コンビニで買ってきた弁当などを、家族に食べさせるのは気が引けるという場合もある。

これから「お見舞いに行こう」という人がいるなら、もしよかったら、手作りの料理を患者家族のために、差し入れてあげてください。親しさの度合いとかにも、よるだろうけれども、それでも「看病が終わってから、台所に立つことの苦労を分かってくれている」と思うだけで、患者家族は楽になるものなのです。

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