忍者ブログ

普通の日はないんですか!?

「大きな波に流されるのでも、逆らうのでもなく、波に乗って進みなさい」と、教えてくれたのはあなたでしたね。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

「好き」という鍵で開ける扉

私はすごく好きな散歩道がある。わざわざ電車に乗って、その道を歩きに出かけるほどだ。その道を歩いているとき、日光がキラキラと輝いているように感じられる。家でも、他の外出先でも、同じお日様の光を浴びているはずなのに、なぜかその散歩道に差し掛かると、すごくキラキラと綺麗な光に感じられる。

近くに、天皇陵があって大きな公園がある。車の交通量は少ないほう。線路沿いなので電車が時々通過する。だからおおむね静かな道で、夜中にこの道を通るとしたら、少し怖いかもしれないとすら思う。

私はこの道が本当に好き。日光がキラキラと降ってくるこの道が大好き。

気分が塞いだとき、精神的に落ち込んでしまうとき、どうしても「にぎやかな音楽を聴いて、気を紛らわそう」と思ってしまう。それはそれで、一つの方法だし、気がまぎれるときもたくさんあって、いいと思う。でも、この散歩道はものすごく静か。静かなのに、気分が塞ぐということがなくて、歩いているうちに楽しい感じすらしてくる。キラキラの太陽と、たぶん土地の持つパワーみたいなものが、自分のエネルギーを充填してくれているのだと思う。散歩をしてからしばらくは、目を閉じればキラキラの太陽を思い出すことができる。

昔、天皇陵を建造するようなときには、土地のパワーがあるところに造ったものだった、ということを聞いたことがある。私にはそういうパワーを感じる直観力というのは、残念ながらないけれども、もしかしたら「好き」という感覚そのものが、そういうパワーを受け入れるための鍵になっているのかもしれない、と感じる。自分が閉ざしてしまった自分の心の扉を、「好き」という鍵で開けようとしているのかもしれない。

キラキラと太陽が降ってくる道で、いつもお世話になっている人たちのことを考える。すると「あの人も、この人も太陽のような温かい人だ」と感じる。キラキラの光の中で、今まであったつらいことを考える。すると「あの経験はきっと、これからの自分の人生を照らす太陽に変わってくれるだろう」と思える。

散歩道を歩いている時間は、せいぜい30分というところだけれど、長い人生という道の一部分が、こんな素敵な道だったことに感謝したいと思う。そうして何度も「好き」というキラキラした感覚をよみがえらせながら、人生の扉を開けて進んでいきたいと思う。

拍手[0回]

PR

コメント

お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

カレンダー

03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

フリーエリア

最新CM

[01/18 シャネル スーパーコピー キーケース]
[10/10 バッグ・財布・時計スーパーコピーブランドコピー]
[07/09 美辞ん堂ふゆう]
[07/07 衣斐 美由紀]
[05/04 t.soota]

プロフィール

HN:
美辞ん堂ふゆう
性別:
非公開

バーコード

ブログ内検索

P R