着物を着て地元の神社にお参りをした。着物といってもウールで絣柄の普段着で、あまり晴れ着という感じではない。実際、普段にも時々着て「その格好で出歩かないでくれ」と言われたこともある。
神社には、普段ではありえないくらいのたくさんの人がいた。そしてお賽銭を入れるところに、獅子舞の貯金箱が置いてあった。口からお金を入れると、しばらく雅楽の演奏が聞こえるもの。こんなの普段は置いてないなぁと思い、ついお賽銭を余分に入れてしまう。
昨年一年、お世話になりました。こうしてお参りに来ることができたことを、ありがたく思います。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
とお祈りをした。
商売繁盛のお守りをいただいて帰った。
不思議なことだが、行きよりも帰りのほうが、人の視線を感じてしまった。行くときは、神社にお参りをすることを考えているが、帰りは「お参りできた」という安心感がある。その分、周りを見回す余裕と言うのが、できてしまうのだと思う。この年齢にしては、少し可愛らしすぎる着物なので、ちょっと恥ずかしくなったりする。
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