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普通の日はないんですか!?

「大きな波に流されるのでも、逆らうのでもなく、波に乗って進みなさい」と、教えてくれたのはあなたでしたね。

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【書籍情報】めまいの待合室 金原出版

2008年10月に出版される本です。メニエール病の項目が楽しみですね。

「めまいの待合室」金原出版

めまいについて、患者さんの視点にたって、分かりやすい解説がされているそうです。

実はこの本の出版を、私もめっちゃくちゃ楽しみにしていたので、注文しようと気合を入れていたのです。しかし、知人から「もう注文したぜ!!」というメールが来ました。あぁちょっとだけ、先を越された気分・・・。

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【女性の方へ】手術前後の生理について

実は、次のような問い合わせをいただきました。

【引用始まり】 ---
内リンパ嚢開放術、あるいは他の手術であっても、前後に生理になった場合に、自分で生理用品を取り替えることが、できるでしょうか?
【引用終わり】 ---

この件に関して「手術前後に生理が起こった場合、どう対処したか?」という体験談がおありでしたら、どうかお教えください。メールフォームよりお願いいたします。ふゆうに届きます。

実は、私は内リンパ嚢開放術を受けた当時は、子宮内膜症の治療もしていて、月経を止めていました。ナサニール点鼻薬を使用しての偽閉経療法を行っていたのです。

そのため「生理になったら・・・」という観点が、まるで抜け落ちておりました。申し訳ございませんでした。

さて、月経(生理)になっても、内リンパ嚢開放術は受けることができます。他の手術の事はわかりませんが。手術やその後の管理についても様々な変化・改良がされているかもしれませんので、主治医の先生にお確かめください。

手術後、「ベッド上から動いてはいけない」という期間があります。その間は「座る」ということも、私の場合はできませんでした。その間は、生理になったとしても、自分で生理用品を取り替えることは、できなかったのではないかと思います。

ある方から「タンポンを使用して手術を受けた」という話を、聴いたことがありました。

生理中・生理前後というのは、思わぬ体調の変化が起こる場合があります。普通は生理のサイクルは予測できるケースがおおいので、手術予約をする段階で、生理が起こらない期日を選ぶことができるとよいですね。基礎体温表をつけて、月経のサイクルをつかんでおきましょう。

とはいえ、手術を受けると思って緊張していると、生理のサイクルが狂って、予定外の出血が起こることもあります。そのときは、主治医の先生に必ず、お伝えください。

また、生理については女性の方は「他人に世話されたくない」という思いを持っている人も多いでしょう。私も不思議と、排尿・排便の世話よりも、生理の世話を他人にされるほうがつらい、と感じます。また、子宮内膜症のための診察で、内診が必要な場合であっても「出血がある時期には診察がめちゃくちゃ嫌だ」と感じる傾向は、私自身あります。出血がないときよりも、はるかに抵抗が大きいように思います。また、座薬・膣錠の使用なども、予め予定されていた場合以外に、突然言われると、「ちょっとやだ」と思ってしまいます(注射にしてもらいます)。

こうした「感覚」の問題は、個人差も大きく、特に男性の先生から「生理中でも手術できますよ」と言われた場合に「そういう話じゃないんだよ・・・」という思いを持ってしまうケースがあるようです。感覚の違いなので、説明することは難しいかもしれませんが、「通じない」と諦めるのではなく、手術予約の段階で「生理の時期を外してほしい」と伝えられるといいですね。

この件に関して「手術前後に生理が起こった場合、どう対処したか?」という体験談がおありでしたら、どうかお教えください。メールフォームよりお願いいたします。ふゆうに届きます。

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お医者さんと「うまくいく」方法

素人があれこれ考えただけですので、医学的な部分で誤りがあるかもしれません。

さて、いきなりこの記事のタイトルを裏切るようなことを言ってすみません。あらかじめ謝っておきます。

お医者さんと自分の間が「うまくいく」ためには、画一的な方法はありません。「こうすればうまくいく」という、万人に共通の方法なんて、ないのです。お医者さんにも個性がありますし、患者の側にも個性があります。どちらも機械を相手に「正解」を求めているものでは、ないのです。

お医者さんとは、長い付き合いになります。そのため「人間対人間」のマナーを守るということが、まずはとても大事です。

まずは「初対面時には、マナーを守る」ということ。挨拶はきちんとすること。自分の用件ばかり話さないこと。きちんと話を聞こうとすること。これを守るっていうことです。これをしていると、お医者さんと自分の「ちょうどいい」距離が見えてきます。

われわれのように、医学的には素人という人間は「聞いても分からない」という理由で、全部をお医者さんに任せてしまいがちなところがあります。しかし、それではいけません。聞く耳を持ってください。分からなければ聞き返せばいいし、忘れそうならメモを取ってもいいのです。

・自分の病気はどんな状態か?
・何を調べるために、検査を行なうのか?
・投薬を受けるのはなぜか?

これらを知っておきましょう。私の経験では、一生懸命話を聞いていたら「初診」という言葉そのもの、日本語を一生懸命解説してくれた、めちゃくちゃ丁寧なお医者さんもいました。

たとえば、あの有名な「イソバイド」は経口浸透圧利尿剤の一種です。腎臓の問題がある方も、服用している場合があります。 メニエール病は耳の病気なのに、なんで利尿剤を飲むのか? こうしたことは、お医者さんがきちんと説明してくれますから、メモを取ってきちんと聞きましょう。そして、風邪などの一過性の病気とちがってメニエール病のような慢性疾患にかかった場合には、その解説書を一冊読むくらいの覚悟はしましょう。こうして、自分への理解を深めることは、とてもとても、とてーも大事です。 

また、病院へ行くと「待ち時間が長い」ということは、患者の誰もが思っていることです。しかし、その「長い時間」に、お医者さんは診察をしているのです。ただ待っているのではなく、お医者さんは働いているのです。自分が待たされたときほど、お医者さんのしんどさをも、考えられる患者になりましょう。

もうひとつは「お医者さんとは、こういう人だ」という決めつけを、やめてみることが大事です。どんな人間関係でもそうですが、「こんな人かもしれない」という思い込みがあると、正しく相手を理解できなくなります。関西生まれ、関西育ちの人が、阪神タイガースのファンとは限りませんし、医業にぴったりに見える先生が、経済学に精通していて産経新聞大好き、というケースもあるかもしれません。

さて、手術を受けたり、入院をしたりすることになったら、便箋と切手と封筒をもって入院しましょう。普段、手紙を書いたりしていない誰かに、手紙を書いて見るチャンスです。病気になって初めてわかる健康のありがたさ、友人・家族のありがたさ。これを「言わなくても、感謝の気持ちが伝わっていると思った」というのは、思いあがりです。あなたは、感謝の波動やオーラを出して、他人に念力を伝えられる能力があるのでしょうか? そうでなければ、入院中、時間がありますので、手紙を書きましょう。

そして、退院時にはお医者さんへ「感謝の手紙」を書いてみましょう。どんなことが嬉しかったか、ということを、具体的に書きましょう。メニエール病の場合には、退院してからも、お医者さんとの付き合いは続きます。そのため「今後とも、どうぞよろしくお願いいたします」という言葉を添えましょう。

最後にもう一度書きますが、万人に共通する「うまくいく方法」というのは、ありません。お医者さんと自分の個性がうまく噛み合うように、すごしていければいいですね。

素人があれこれ考えただけですので、医学的な部分で誤りがあるかもしれません。

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他人に見られたくない気持ち・他人にわかって欲しい気持ち

素人があれこれ考えただけですので、医学的な部分で誤りがあるかもしれません。

メニエール病の症状としては、めまい、耳鳴り、難聴などの「自分にしか分からない症状」もあります。一方で「他人に見えてしまう症状」もあります。
・嘔吐してしまう
・立てなくなってしまう
・過呼吸気味になる、過換気症候群になる
・冷や汗をかく
といったことです。

こうした場合に、自分が一人でいる分にはいいのですが、他人が一緒にいるとき、外出中のとき、あるいは、入浴中などの場合に、気になることがあります。

「他人に見られたら恥ずかしい」
「他人を驚かせてしまうのではないか」

こうしたことは、とても気になります。特にもともと「他人の目を気にする」という性格を持っているといわれるメニエール病患者には、とても気になる部分ですね。

先日より「友人・知人に黙っておくこと」について、何回か述べてきました。これは「友人・知人にとっても、事前に『そうなるかもしれない』と知らせておくことは、突然、嘔吐したり、立てなくなったりして、心配をかけるよりはいい」という意味もあって、書いてきました。ただ一方で「私は病気よ!!」と言い立てることも、マナーとしてどうか、という問題があります。

私自身も、対人不安・対人恐怖を持ちやすい傾向があるのですが、不安・恐怖からの回復途上にあるときに、実践して役立った方法があります。

それは「長く付き合おうと思わない」ということです。

人と会うことがあって、少ししんどいなと思ったら「ともかく、会っている2時間だけは、無事に過ごせるならば、それでいいじゃないか」と考えるようにしたのです。「長く付き合おう」と考えると「今、会っている間に『上手く』振舞わなくては」と思ってしまうのです。その結果、肩に力が入り、一つでも失敗すると「もう駄目だ」と考えていく、という結果になります。「とりあえず、この人と会っている2時間だけは、『無事に』過ごそう」という考え方が、自分を楽にしてくれました。

メニエール病についても、何も「今日伝えられなかったから、もう一生伝えられない」ということでは、ありません。どうしても決心がつかないならば、明日でも、明後日でもいいのです。

ただし、この考え方は、一生続けるわけにはいきません。「人と会うのがしんどいな」「約束があるのに、キャンセルしてしまおうかな」と考える傾向のあるときには、役立つというだけです。何度も接していくにつれて「打ち明けても大丈夫な人か」「そうでないか」が分かってきます。

それまでに、自分がメニエール病について理解をすることが、まず大事です。それか、「私は病気よ、かわいそうだと思って!!」という言い方ではなく、「なぜ打ち明けるのか」「どういうことをわかって欲しいのか」ということを具体的にしておくとよいでしょう。

「めまいや難聴のあるときは、不安なのでそばにいて欲しい」
「逆に、光や音が苦痛に感じるので、離れていて欲しい」
これらは、患者個人個人によって、違います。これらのことを、「自分はどうか?」ということを、明確にしてから話すようにしましょう。

やや難しいのは、恋人に打ち明けるかということです。恋人というのは、「将来を二人で作っていけるかどうか?」という問題もあります。やがては、一緒に暮らすようになるかもしれません。そのため、友人・知人に打ち明けるよりは、早く話をするほうがいいでしょう。残念ながら、「どんな病気であれ、病気がある人を、どうしても受け入れがたい」「一緒に将来を作れない」という意見の人もいるので、そうした「将来につながる」という前提で付き合っている恋人には、早く打ち明けるほうがいいでしょうね。

話の途中で出てきた「入浴中の発作」について、少し述べておきます。浴室というのは、とても危険度が高い場所です。メニエール病の人だけではなく、シャワーのお湯が耳に入った場合なども、めまいが起こりますし、床が滑ったり、湯気で曇っていて視界が悪かったり、温度差が大きく血圧の上下がしやすかったりと、実は浴室というのは、危険度が高いのです。誰かがメニエール病で困る、というときは、バリアフリーのことを、考えてみるためのよい機会といえます。滑らないようにマットを敷くことや、手すりをつけるといったことも、浴室の安全確保のために、役立ちますよ。

素人があれこれ考えただけですので、医学的な部分で誤りがあるかもしれません。

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想像できなかった人生へ踏み込もうとすること

素人があれこれ考えただけですので、医学的な部分で誤りがあるかもしれません。

内リンパ嚢開放術を受けるなり、内服をするなりして、めまいが起きなくなったときに、どういう人生が待っていると思いますか? 私の実感としては、手術を受けるほど重症になると「めまいのない人生を想像できない」という点が、意外に怖い点ではないかと思っています。

想像できないと消極的になります。
私は実は、メニエール病以外にも、何度もこの失敗をやっています。たとえば私は、子宮内膜症なので出血が多く、月に3日しか出血の止まる日がない、というのが当たり前になっていました。お医者さんから色々な提案をされるのですが「出血があっても、かまわない(止まったら、どんな状況になるのか想像できない)から、むしろ、もうこれ以上悪くなるのは、ごめんだ」という心境になってしまいやすいのです。

メニエール病の治療を受けたとき、お医者さんは、めまいを治してくれるかもしれません。しかしこれから「想像もできなかった人生」に足を踏み入れるのは、自分自身です。たとえ「めまいさえなければ、人生がもっとうまく行く」と思い込んでいて、治療に一生懸命になっていた人にとっても、想像も出来なかった人生に足を踏み入れるのは、怖いものです。

そして、今まで全力で戦ってきた相手がいなくなった途端に、力が抜けたような状態になるのは、誰しも経験がおありでしょう。それは仕事でも人間関係でも同じ。「あいつに負けたくない」「あいつがいなくなりさえすれば・・・」と思っていた相手が、突然いなくなる、これは非常なるストレスなのです。

メニエール病と付き合ってきた時間が長ければ長いほど、力が抜ける程度も大きいでしょう。

がくんと力が抜けたこの時期を、乗り切ってください。

やがて「新しい人生」に踏み出すのではなく、「今までの人生の続きだ」ということに気づくときが、やってきます。「今まで歩いてきたんだから、これからだって」という気持ちになれれば、しめたものです。
人生はまだまだ続きます。

素人があれこれ考えただけですので、医学的な部分で誤りがあるかもしれません。

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