以前、手話を学ぼうと「□いうさ△」の動画を見始めたら、その歌の歌手が逮捕されてしまった。
自分が責められたわけでもないのに、必要以上に右往左往した気持ちになっていた時、ふと防衛大学校儀仗隊の動画を見つけた。
2007.11.17 自衛隊音楽まつり 防衛大学校儀杖隊
「儀仗」とは、日本の場合は自衛隊が、国家元首や高官を迎えるときに行われる儀式のことで、自衛隊法施行規則第14条に定められている。
ただ、国賓クラスの人が毎日、自衛隊を訪問しているわけではないので、儀仗隊の仕事はファンシードリルがメインの活動となってきた。
また、非常に残念なことだが、陸上自衛隊のファンシードリルは、もう見られない。自衛隊の組織改編によって、隊員の職務の負担が大きくなってきたため、ファンシードリル演技を続けることが不可能となったそうだ。防衛大学校や、海上自衛隊・航空自衛隊の教育部門などで、それらの伝統が受け継がれていくそうだ。
ふと疑問がわいた。
演技をしている人たちは、「誰かがいきなり逃げ出したらどうしよう?」と、思わないんだろうか?
今にして思えば、それは私の心の反映だったんだろう。私自身が、逃げ出したい心でいっぱいだったことが、そんな疑問をわかせたのだと、今ならばわかる。
儀仗隊の動画を見て、心が癒されるという流れも、また不思議なことだ。
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