精神科の先生のところへ行った。
意図的ではないけれども、後から考えると、いかにも抗うつ剤が劇的な効果をあげそうな内容を話した。
「○○○で、△△△で、□□□なのです」
「そうですか。まぁ抗うつ剤は出さないでいいですね」
「えぇえ!? なんでですか?」
「また、トレドミン飲みますか? そうなったら大変でしょう?」
「今から薬の量、増やしたら大変でしょう。問題なくすごしてるのにね。それに今出しても、(現実的な)問題の解決につながるとは思えんね」
「まぁ、そうですね」
・・・なんか言いくるめられたような気分になりつつも、その話はそれで終わった。
よく考えたら私は「抗うつ剤出してほしい」とは初めから言っていない。それに、あまり簡単にトレドミンを出してもらえるとか、思ってなかった。
でも「出さない」といわれると、なんだか負けたような、引き下がれないような感じがして、ついつい「なんでですか?」と言ってしまう。こういう私は、催眠商法とかに行くと、絶対引っかかるタイプだ。
ちなみに、パニック障害を伴う場合には、パキシルのほうが、トレドミンより効果が上がるという説もあるそうだ。私はもともとトレドミンを使っていたので、そのままトレドミンを使った。だからパキシルというのはあまり知らないけど、初めの2,3週間を副作用と闘ってそして勝利すれば、効き目があがり始めるそうだ。トレドミンは初めの副作用が緩やかなのだそうだ。
「次は3週間後にしましょう」
「年末だからですか?」
「そうですね。今日はずいぶん待ってもらってね」
「いえ、今年もありがとうございました」
「良いお年をお迎えください」
ぺこり。診察は終わった。今年もありがとうございました。
[0回]
PR