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普通の日はないんですか!?

「大きな波に流されるのでも、逆らうのでもなく、波に乗って進みなさい」と、教えてくれたのはあなたでしたね。

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「喘息の先生に乳房の相談」って思えばおかしな事態だな。

喘息の先生のところへ行った。

「おはようございます」
「おはよう」
「今日は、多分、見るからに調子が良いですね」
「そうね。足取りがとても軽いね」

「18日に、黄砂がめちゃくちゃ多かった日なんですけど、軽く喘鳴と咳がありました」
「あぁあ、あのね、黄砂のとんだ時期ありましたね。あのとき、花粉症の患者さんとか、喘息の患者さんは、増えたんですよ」
「そうなんですか」
「やっぱりね、さすが黄砂やなぁと思いましたね」
「すごいですね」

「で、同じ18日ごろから、右の乳房が乳汁がいっぱい出てくるようになって・・・」
「ほぉ」
「それはそれで終わったんですけど、一昨日から乳房が痛くなって・・・」
「あぁあ・・・、赤く腫れてきたとか、しこりを触れるとかは?」
「乳頭のところがすごい痛くなってはいるけど・・・、あの実は、4月3日に外科へ行くことが決まっていて、S先生が戻ってこられるんです」
「あぁ、あのイケメンの先生?」
「そうです。それで、S先生だったら乳腺のことは分かってくれると思うのですが、それまで我慢してもいいですよね」
「そうやなぁ・・・。抗生物質を飲むっていう選択肢もありやと思う。もしな、赤く腫れてきた、熱が出てきた、皮膚がただれてきたとかあったら、また来てくれるかな? 外科の先生のところへ行くまで、もつんやったら、それでもいいと思う」
「初め、皮膚表面の問題やと思って、抗菌剤の入った軟膏を塗ったんです」
「皮膚表面の問題やったら軟膏も効くけど、乳腺炎になってる場合だったら、もう軟膏は効かないな」

オノンカプセル、アレジオンをいただいて帰宅する。受付の人にも「今日は、調子よさそうね」といわれて、とてもうれしい。

S先生、いきなり厄介ごとを持ち込むかも。。。ごめんね。許して。。。

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それは時間が解決する

喘息の先生のところへ行った。

「こんばんは」
「こんばんは。どうかな?」
「まず皮膚がボロボロに・・・」
「あぁ、これは・・・、久しぶりやな、こんなひどいのは」
「うん、久しぶり」

「喘息はどうやった?」
「出てた日もある」

ここからしばらく、婦人科の先生と話した自律神経のことの反復になるので、省略。

「弟のこと、憶えてます? (弟と私は5年ほど会っていなかった)」
「あぁ、憶えてるよ、もちろん」

「祖母が悪くなったときに、弟が時々帰ってくるようになったんですよ」
「まぁ、さすがに帰るやろな・・・。弟さんとおばあちゃんと、うまくいったんかな?」
「無理やったと思う。。。さすがに、弟も5年前とは違ってるし、祖母も気弱になってるし、再び喧嘩になるってことはなかったけど、和解するところまでは無理やった」

「それで、弟が一回帰ってきたら、帰りやすくなって、何回も帰ってくるんですよ」
「そうなんや」
「弟がいたら、その分もご飯とか作らんといけないし、なんか、居てなかったのに急におるようになったから、気を使う」
「それは、時間が解決するやろ、兄弟なんやから」
「そうかなぁ」

「弟さんが、今、仕事が楽なんやったら、1日くらい家事を代わってもらうってわけには、いかへんの?」
「いく・・・かも・・・」
「いつもいつも、帰ってくるたびに頼んだら、弟さんかって嫌になるやんか。でも、何日か泊っていくっていうことやったら、しんどいときは頼むって言うのもありやろ。一人で生活しとったんやから、家事はできるやろ」
「うん」
「ただ、ふゆうさんにとってみたら、おばあちゃんの言い分をずっと聞いてたわけやから、先入観とかがあるかもしれへんから。それをできるだけなくして、弟さんと接していけば、あとは時間が解決するやろ」
「はい」

今日もありがとうございました。弟のこと、聞いてもらってありがとう。
オノンカプセル、アレジオン、シフナールをもらった。

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誰にも見られないような場で、こっそり書くほうがいい場合もある。

婦人科のT先生のところへ行った。

「こんにちは」
「こんにちは。・・・次の木曜日のはずやったのに・・・何かあった?」
「あった」
「何があったの?」
「先週、寝たきりって言っていいくらい、ぐったりしてた。それで、内科的には異常がないって、内科医院の先生が言って、自律神経の働きを整えるような薬を出せば、改善するかもしれないって。でも、婦人科の薬と飲み合わせがどうかなって」
「そうですか。まず今うちで処方している薬と、自律神経系の薬を同時に飲んでも、矛盾はありませんよ」
「あ、そうなんですか」
「そしてまた、ホルモンのバランスを、人工的に調整しているのだから、体調に影響が出ることもありますね」
「そうですか」
「でも、全部婦人科の影響かって言ったら、そういうこともないと思うけど」
「そうですね」

「どういう症状が具体的にあったかな」
「夕方になると疲れがひどくて、立てなくなったりしました。あと、顔が急に熱くなって、汗がいっぱい出るような・・・」
「更年期障害の症状みたいやな(ホットフラッシュというそうです)」
「そうですね」
「でも、人工的とはいえ生理を起こさせているし、更年期障害とはちょっと違いますね」

「精神科の問題ってことはない?」
「私はあると思ってるんですよ。うつ状態で体調が悪くなるっていうのも、ありますよね。それで精神科の先生と話したんやけど、婦人科疾患のある人に、ドグマチールを連用させないほうがいいと言われた。それと、トレドミンも飲み続けてしまうと、減薬・断薬の苦労がついてくるので、薬無しでがんばれるなら、がんばろうって」
「そうか、なるほどね・・・」

「さて、僕ができることなんですけど、カルナクリンという薬を出すことが一つ」
【補足】カルナクリンは、血液の循環を良くするといった薬であって、自律神経に直接作用する薬ではない、という指摘を受けました。精神科のN先生ありがとう。【補足ここまで】
「カルナクリン・・・」
「そう、同じ働きの薬としてローザグッドなどがあります。あぁ、当帰芍薬散を飲んでいるのも同じような目的ですよ。カルナクリンは、今日飲んで明日効くというものではないので、たとえば10日、20日とたって徐々に効き目が実感できると思う」
「はい」
「もしも肝機能障害がでてくるような場合も、今日明日ってわけじゃないんで、しばらく経ったら血液検査しよう。・・・内科医院ではホルモンの検査までしてへんやろな・・・」
「してないですね」
「更年期障害の人でも、ホルモン補充療法が合う人、自律神経系の薬が合う人と、色々いるんですよ」
「そうなんですか」
「今、ルナベルをやめて様子を見ようとしてるから、カルナクリンを飲むのはちょうどいいかもしれへんな」
「わーい」
「これでもしも、良くならないようやったら、精神科の薬の助けを借りた方がいいかもしれへんな」
「はい!!」

「じゃあ、10日後に来て下さい」
「はい、ありがとうございました」

処方箋をもらって帰った。薬局の先生が「調子悪かったですか?」と聞いてくれた。良くなるといいなぁ。。。

自分でも精神科的な問題が起こっていると思っている。全部をそれでは説明できないのは、確かにそうだけれど、今は精神が身体に与えている影響も多くある。

今は、心が重たくなっているのは本当。まだこのブログに書けるほど、状況の整理ができていないけど。そしてまた、結果的には「もう気にしない」という結論がでて、書かないで済むのかもしれない。

そういうあやふやな状況のことは、あまり公に書かないほうがいい。誰にも見られないような場で、こっそり書くにとどめておいた方がいいと思うのだ。

先日、NHKでうつ病の治療についての新常識、というのが放送されていた。薬物の過剰処方に関する話が多かったけれども、最後のほうで認知行動療法について触れられていたのが印象的だった。私は森田療法を得意とする先生のもとで、精神科の治療を受けたので、認知行動療法というものは、ほとんどしらないけれども、先生が「認知のゆがみ」というものについて、教えてくれたことがあったのを思い出した。

いつか、自分の中の「ゆがみ」を正せる日がくるのかなぁ。だといいなぁ。

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極悪人にしてごめんなさい

喘息の先生のところへ行った。

「N先生(精神科)に抗うつ剤出さないって言われた」
↑N先生、あらかじめ謝っておくけど、極悪人にしてごめんなさい。↑
「はあぁ? なんで?」
「今はいろいろあって、うつ状態になるのは、ある程度当たり前やから、抗うつ剤が現実的な問題を解決してくれるわけじゃないからって」
「それって、N先生が温かい心を持って言ってくれてるんじゃあ?」
「そうですか?」
「そうです。意地悪で言ってるわけじゃないで」
「ははははは。N先生、極悪人にしてごめんなさい」
「ははははは」

「で、喘息はどうかな?」
「調子はおおむね良かったです」
「(目の下を見ながら)貧血も起こってなさそうですね」
「はい」
「この調子ですごしてください」
「はい!!」

「あの、一つお願いがあるんですけど」
「なんですか?」
「えっと、主治医の先生の写真を撮らせてもらっているのですが、H先生の写真を撮らせてもらってもいいですか?」
「ははははは」
「ははははは」
「前に、外科の先生やっていって、男前の先生の写真は見せてもらったよな」
「はい、それは、前に診ていただいていた先生です」
それから増えたアルバムを見せると・・・
「どの先生も優しそうやなぁ」
「はい、優しいです!!」

「私は、写真を自分がとるのは好きやけど、自分が撮られるのってあんまり好きやないねん。だから家族の写真はあっても、自分の写真はあんまりないねん」
「わかります、それ」
「ははははは」
写真を撮らせてくれたH先生は素敵だ。ありがとうございます。

今日で年内の診察は終わりだ。また来年もどうぞよろしくお願いします。次のときに、写真持って行きまっす!!

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こいつには充電のし甲斐がある

喘息の先生のところへ行った。今日の問題は、急性胃腸炎になってしまったということ。「無理せんと、しっかり休んどきや」といわれた。

喘息の先生は、私を18年くらい診てくれている。アトピー性皮膚炎がメインの受診理由だったときもあったし、低血圧や不定愁訴、メニエール病の応急治療、うつ状態で精神科の先生を紹介してもらう、などなど、様々な歴史があったことを、思い出す。そして、ついには成人喘息などというものになってしまった。

私もうんざりするときがあるが、多分、先生も間違いなく、うんざりしたこともあるだろう。あるに違いない。
「先生が一方的に私を心配する」
「私は一方的に先生を頼る、あまえる、病気になる」
こういう関係がずーっと、18年続いているのだ。

友人関係でも、なんでもそうだが「今はしんどそうだけれど、こいつは少し助けてやれば、頑張れる。きっといつか、いい方向に進むことができる」ということを思える相手でないと、関係は長続きしない。たとえ「心配」から始まった相手であっても、「いつか立ち直れる」と信じられる相手でないと、手を貸したくなくなってくる。

自分は、信じてもらえているだろうか?

今回、急性胃腸炎になる前のことだが、Sさんという私がとても信頼している人に対して、同じことを思った。

「今、とてもSさんに会いたいのだけれど、今の自分では心配をかけてしまうと思う」

それが、正直な思い。Sさんとは、そう頻繁に会えない分、「よい状態」で会いたいのだ。今まで散々心配をかけておいて、いまさらかっこつける事はない、と思われるかもしれない。しかし、Sさんとは「心配」で縛りあう時期は、もう終わったと思っている。

喘息の先生には、正直に症状を話さないと治療にならないので、話すけれども、それも徐々に変わってきた。

20歳前後だっただろうか。色々な病気だと、次々に病名をつけられて、びびりながらも、どこかで「私は絶対にこの苦難の道を乗り越えてみせる」という自信があった。「差別や偏見に打ち勝ってみせる」という自信だけはあった。残念ながら、大好きだった祖母も、私の病気を「受け入れがたいことと」と考えていたようで、その点では色々と考えさせられ、衝突し、泣いたことも多かった。

でも、20歳前後のお気楽な学生が、差別や偏見を本当の意味で「経験していた」とは言いがたい。本当の意味での肉体的苦痛を、まだまだ分かってなかったともいえる。それなのに「乗り越えてみせる」という妙な自信だけはあった。

経験を積むにつれて、自信は少しずつ崩れていき、肉体的には疲弊していき、パワーがうまく発揮できなくなっていった。

それでも、私が疲れ切っているとき・・・。「何かあったんか?」と声をかけてくれる先生、検査の予定をわざと入れて、リカバリールームでじっくり話を聞いてくれる先生、診察順番を後回しにして、他の患者さんに迷惑をかけないようにしてから、「今日はゆっくり話そう」と言ってくれる先生・・・、色んな先生と出会った。

そうして、肉体の治療をするだけではなく、空っぽになった心を、充電してもらった。

「こいつには充電のし甲斐がある」

そう思ってもらえる存在でありたかった。なかなか、うまく行かないけれど、18年付き合ってもらった喘息の先生や、言葉はきついけど「ばーん」とぶつかってきてくれるSさんや、そのほかの先生方に感謝しつつ、今は急性胃腸炎を治して、そしてまた立ち上がりたいと思う。

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