婦人科の先生が「調子が良くなっていたら、この日の予約はキャンセルしていいよ」と言ってくれた。調子は良くなっているのに、先生のところへ行った。
「どうした、あかんかったか?」
「いや、問題は解決した」
「・・・何で来たん(笑)?」
「・・・(笑)」
「・・・何かあったんか?」
「婦人科のことは何もない」
「・・・他の先生のことで、何かあった?」
「えっと、いや、急ぎのことは・・・」
この会話をするだけで、2分くらいは費やしている。すみませんでした。。。
もしかしたらT先生は「本当は何かあったのだろう」と思っていたかもしれない。逆に「本当に、何もないのに来たんだ、相変わらず変なやつだ」と思っていたかもしれない。
実は私は、本当にしんどいことは、早期に話ができないという特徴がある。これはもっと早く、「ルナベルの効き目が上がりにくいようだ」という話をしている時期には、話しておくべきだったのかもしれない。
それを考えれば、今はもう「早期」ではないのだけれど、実は話ができていない部分がある。「言わなくちゃ」と思っても、そのことによる精神的衝撃が大きすぎたのか、頭が真っ白になって、何も言えなくなってしまう。
「本当は話したいことがあるのだけれど、話そうとすると、頭が真っ白になって言えないんです」と言えばいいのかもしれない。笑ってごまかすのは、いつまでも続けられないし、一生黙っておくにはつらすぎるかもしれない。また、身体的に何か変調を起こしているなら、その原因として心因があるかもしれない、ということは、お話したほうがいいのかも。「薬をちゃんと飲んでいないの?」「薬が合っていないの?」といった心配を、かけてしまうかもしれないから。
本当にしんどいことは、なかなか言えない。だけど、何もしないで助けを待っているというのは、子どものすることだ。なんとかして伝えるのか、先に書いたように部分的に伝えるのか、あるいは他の方法を考えるのか。真面目に考えよう。
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