これは2月9日のことなので、日数が経ってしまった。でも書こう。
その日、婦人科のT先生のところへ行った。
「おや、どうした? おなか痛いか?」
「先生、ごめん、不正出血が・・・」
「あぁあ・・・。ルナベルは、3回ほど飲んでるけど、いずれも不正出血がおきてる・・・、次も処方したとして、不正出血が起きたら・・・、まだ考えてない」
「ははははは」
「今日は、ノアルテン-D欲しいということで、来たんやな」
「はい、欲しいです」
「そしたら、今回はまぁ、ノアルテン-Dを使って、綺麗に流そう。それで次回やけど・・・」
「次回やけど・・・」
「一回、ホルモン剤を使わない状態で、排卵があるかどうかとか、月経痛がどうかとかを、観察したいと思います」
「はい」
「だから、次の診察を26日に入れておくので、まずはノアルテン-Dの効き目がどんな感じやったか、聞かせてください」
「はい」
「当帰芍薬散はそのとき処方しても間に合いますね」
「はい」
「さて、なんか話があるようですが」
「はい、外科のM先生が転勤してしまいます」
「えぇえ!! まぁ、あるやろな。それで、誰が来るんですか?」
「実は、S先生に決まったそうです」
「S先生って、あのイケメンの人やな?」
「はい」
「良かったやん。また、落ち着いて話を聞いてもらえたらいいな」
「はい!!」
「そっかぁ、S先生来るなら、僕も挨拶せなあかんなぁ。ふゆうさんから写真までいただきましてって。S先生が来てくれて、安心できて、卵巣も良くなったらいいのになぁ・・・」
「良くなったらいいのになぁ・・・」
しばらく二人でS先生頼み。
ごめん、T先生、26日までもたないかも・・・。しんどくなってきた。とりあえず現実から逃げたくなってきた。
T先生に早く会いたくなってきた。
ちょっとだけでいいから、病院へ泊りたい。なんか病名つけてもらって、一晩だけでもいいから泊めて・・・。
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