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普通の日はないんですか!?

「大きな波に流されるのでも、逆らうのでもなく、波に乗って進みなさい」と、教えてくれたのはあなたでしたね。

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視点を変える。それぞれの立場になって考える。

もしも、一寸法師になれたら、イソバイドの量がちょっとで済む!! すばらしいアイディアだ、と思った。

しかし、人間視点では「ちょっと」でも、一寸法師視点では「それなり」の量を飲んでいることに気づいた。それに、一寸法師の大きさから考えると、内リンパ嚢開放術を受けるのは、難しいかもしれない。

ただ、少量のイソバイドで済む分、薬代を抑えることは可能だろう。もちろん、日本の健康保険のような制度が、一寸法師に適用されるならば、という前提での話だが。

視点を変えること、それぞれの立場になって考えることは、大事だ。

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【閑話休題】キャリーバッグ買ったから、いっぱい処方してね。

出張のためにキャリーバッグを買った。新幹線・飛行機で座席近くまで持ち込めるサイズで、なおかつA4ノートパソコンが充分入る大きさ。

以前、K先生に問われた。

キャリーバッグ、持ってないん?
http://www.mypress.jp/v2_writers/fuyuu_no_mimi/story/?story_id=1940773

これで、イソバイドを大量に処方してもらっても、余裕で持って帰ることができる。まぁ、そんなに量をもらわなくても、症状がないっていうのが、一番良いんだけれど。

・・・っていうか、本当にこれをもっていくと、K先生なら爆笑してくれると信じてるけど、どうしよう・・・。

誰か、K先生に「たかみぃになって」と言ってくれる人が現れるなら、私もこのキャリーバッグを持っていってみよう。

勇気ある人へ
http://www.mypress.jp/v2_writers/fuyuu_no_mimi/story/?story_id=1961001

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故郷がなくなった日、故郷に気付いた日

中学校の教科書で「故郷(魯迅)」を初めて読んだ。ようやく、この話の意味がわかるようになった。

2008年の秋、介護が終わり、同時にひどい中傷が行われていたことを知ることになり、Y先生からはメニエール病の再発を指摘されて、精神的には叩きのめされた。私が生まれてから今まで、故郷だと思っていたもの(土地や家だけではなく、人、コミュニティなども含めて)が、自分を攻撃する敵に変わっていたのだと感じた。

Y先生には、5年ほど診察をして頂いていた。でも、メニエール病の症状などは、長い間なかったので、半年に一度、笑ってお話しすることを、続けていた。
再発を指摘されたとき、自分はびっくりしすぎて言葉がでなかったし、やっと出た言葉は「私が鈍感だから?」という支離滅裂なものだった。

自分を攻撃する故郷など、もういらない。
それでも、「いらない」という結論が出るならば、いったい何のために介護や仕事を頑張ってきたのだろう。

これから何を頑張ったって、もう私の故郷は戻らない。

そんな思いで苦しくなっていたとき、Y先生が診察のたびに、少し心配そうに「調子、どう?」「悪かったんちゃう?」と言ってくれることに、救われた。長い間、半年に一度のペースで聴力を計ってくれて、「良い調子やん!! 大丈夫」と笑って話してくださったY先生の存在が、本当に心強かった。

私の中の故郷は、ほんとんど壊れてしまったけれど、その中に残っているものも、確かにあったのだ。「Y先生、ありがとう」と今も思っている。

Y先生からK先生に診察を引き継いで頂き、1年ほど経った。私の故郷を構成していた人やものは、形を変え、あるいは真の姿が露呈するといった形で、その趣を変えていった。もう元には戻れないだろう。

変わってしまうのは仕方ない。その中に、Y先生の笑顔のように、残り続けるものもあると、今は信じられることが、とても幸せだと気付いた。

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【時折いただくご質問】お医者さんへの感謝の手紙を書きたいのです。

「お世話になったお医者さん、看護師さん、その他の医療スタッフの皆様へ、感謝の手紙を書きたいのですが」というメッセージをいただくことがあります。

私の考えなのですが「『感謝の手紙を書きたい』と思い、行動に移した」ということそのものが、とても大事だと思うのです。文学的な文章、感動的な表現などでなくても、良いんです。

私が、何らかの文例を紹介して、それを丸写ししたものを、お医者さんにお渡しするよりも、あなたが真剣に考えた文章のほうが、よほどお医者さんのお心に、届きますよ。

考えるヒントとして、下記のような点があげられると思います。時候の挨拶などは、どこかの文例集から探していただき、下記のような要素を盛り込んでお手紙を書けば、お医者さん、看護師さん、その他の医療スタッフの方のお心に届くことでしょう。

●何に対する御礼か?
 元気で退院できたこと、ご家族がお世話になったこと(死亡退院のケースもあるかもしれませんね)、手術をしてもらったこと、出産できたこと、優しい・温かい言葉をかけてもらったこと・・・など。

●一番、改善したことは何か?
 私の場合なら「めまいがしなくなった」こと。人によっては、「病気への心構えができたこと」「今後の生活の仕方がわかったこと(教育入院などであった場合)」などがあるでしょう。

●そのほかに相談に乗っていただいたことは何か?
 たとえば、「医療費の支払いに困っていたときに、考えてくださったこと」「退院後の不安に関して、相談に乗ってくださったこと」「病気のことを理解できるように、していただいたこと」など、様々なことがあったでしょう。

●今後の生活について、どういう予定・考えがあるか?
 たとえば「会社に戻って働く」「しばらくの自宅静養をする」「外来にはきちんと通いながら、健康状態の維持に努める」などもあるでしょう。
 また「健康になったら、やってみたいと思っていたことを、実現する」という夢もあるでしょう。私が聞いたことがあるのは、登山に挑戦する、水泳を習いたい、あるいは「新しい生活を送りながら、将来のことを考えたい」といった方がいました。

これらの答えは、あなた自身の中にありますよね。あなた自身の言葉で書いた手紙は、きっと病院の先生方に届きます。
まずは「お医者さん、看護師さんに、感謝の手紙を書こうと思っている」という気持ちを、大切になさってください。

大丈夫ですからね!!

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欠陥品だったのは、私の肉体ではなく私の心でした。

※※※記事の一部を修正します※※※

私が、ある掲示板に書き込んだ内容に対し、Web拍手やメールで、様々なメッセージをいただきました。
私を心配してくださるお言葉や、皆様のお考えなど、様々な内容でありました。

ご心配をおかけしましたこと、お詫びいたします。
また、温かいメッセージをいただき、本当に感謝しております。ありがとうございます。

掲示板に書き込みましたとおり、私は「いくら頑張ったって、欠陥品(病気)なんだから」という言葉に、初めは傷つき、抵抗し、やがて諦め、受け入れる道を選んでしまいました。掲示板に書き込みをした婦人科の病気だけではなく、メニエール病で難聴が再発したときも、他の病気にかかったときにも、「欠陥品なんだから」と思えば、一時は本当に楽になれたのです。

ただ「自分を貶める」ことも、「他人を貶める」ことも、同じくらい間違ったことだと、今は言い切れます。

私が「欠陥品だから仕方ない」という思いを抱き続けていた間、自分だけが傷ついていたのではなく、私を心配してくれた人、「欠陥品などではない」と私を信じてくれた、たくさんの人を、私が傷つけていたんですよね。

欠陥品だったのは、私の肉体ではなく、私の心だったのです。

他人と自分はつながっています。
他人に向かって「欠陥品だ」と言っていると、自分に返ってきます。

このブログはメニエール病をテーマとしたブログなので、メニエール病を例に書かせていただきますが、あらゆる病気・障がい、家庭の事情などに言えることだと思います。

「メニエール病にかかったなら、迷惑だから出社しないでほしい」
「メニエール病なんて気持ち悪いから、友達をやめたい」
「家族がメニエール病になってしまって、病人と暮らすのはうっとうしい」

正直言って、こんな風に思ってしまう気持ちは、わかるんですよ。私自身が、要介護者と暮らした経験もありますし、今も入院中の家族がおりますし、私自身も闘病しながらなので「あぁ、もう、病気なんて・病人の世話なんて、うんざりだっ!!」って思ってしまうことは、あります。

ただ、人間はいつ、逆の立場になるかわかりません。

あなたが病気になったとき、「迷惑だから出社しないで」と言われたら?
あなたが、友人から「気持ち悪いから、友達をやめたい」と言われたら?
あなたがご家族から「病人と暮らすのはうっとうしい」と言われたら?

あなたの大切なお子さんが「迷惑だから出社しないで・学校へ来ないで」「気持ち悪いから、友達になんかにならない」と言われたら?
あなたが、お子さんから「病人と暮らすのはうっとうしいから、施設へ行って。見舞いになど行かない」と言われたら?

何よりつらいのは「ひどいことを言われた」と傷ついた時に、「あなたが言ってきたことが、あなたに返ってきただけ。自業自得でしょ」と言われることなんですよ。そのときになって後悔しても、取り返しはつかないんですよ。

もし、今ひどい言葉を吐いてしまっていることに気づいたなら、「今後は言わない」と決めてください。自分の言葉のひどさに気づいてくださったなら、まだ救いの道はあるんですよ。

もう一つ、今になって思うことは「自分は欠陥品だ」という言葉の陰に隠れることで、それ以上傷つくことから、私は逃げていたのではないか、ということです。
「あれをしたい」「こんなことをやってみよう」と思っても、「欠陥品だからできない」と思っていれば、失敗して傷つくことはなくなるんです。

私は生物としては、100パーセント完ぺきな機能を備えてはいません。しかし「欠陥品だから」といじけていても、肉体は治りません。

それならば、他の生物とは違って、人間にしかない「心」「思い」をパワフルに・魅力的に育てることで、肉体的なデメリットを埋められるように、できればデメリットを補ってあまりあるような人間に、なりたいのです。

こう思えたとき初めて「この肉体を持って生まれて良かった。この肉体を持たせてくれて、この肉体でしかできない様々な経験をさせてくださって、神様ありがとう」と思えたんですよ。
現時点で、肉体的なデメリットをカバーできるほどの魅力を、私が備えているとは思えませんので、もっとパワフルに・魅力的になりたいと思います。

メニエール病だけではなく、あらゆることについて「○○な人は欠陥品・劣っている」という考えに固執していると、あなたが逆の立場になったときに、立ち直れないと思います。

だから、あなた自身のために「○○な人は欠陥品・劣っている」という先入観は、捨てていただきたいのです。自分に対しても、他人に対しても「○○だから」という決め付けを止めることができたときに、世界が違って見えると思うのです。

※※※記事の一部を修正しました。※※※

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