確定申告にe-Taxを利用する人は、医療費の明細を記入することで、医療費領収書の提出を省略することができます。そのために、私がエクセルを用いて集計している方法をご紹介します。
私が個人的に考えた方法なので、
もっと便利で効率の良いやり方があれば、是非教えてください。
1.病院でいただいた領収書を1年分用意しましょう。
病院・医院・薬局ごとに分類しておきます。
ただし、日付順に並べることまでは、しなくても大丈夫です。
2.エクセルを起動し、まず「名前をつけて保存」で「○○年度医療費」と名づけて保存しましょう。
3.お世話になった
医療機関の数だけ「シート」を用意しましょう。
画面の左下のほうの「Sheet1」「Sheet2」とあるところを右クリックすれば、シートの名前を変更できたり、コピーしてシートの枚数を増やしたりできます。
ちなみに私の場合は、「内科医院、婦人科、婦人科投薬、外科、外科投薬、精神科医院、精神科投薬、耳鼻科、耳鼻科投薬」というシートが並んでいます。
4.
各シートの1列目に、医療機関名を記入し、そのすぐ下に住所を記入しておきます。
5.
シートの5行目から、医療費の計算に使います。
A列に日付を、B列に窓口で払った医療費を、(C列は飛ばして)D列に交通費を記入します。
C列を飛ばすのは、見易さを考えてのことなので、飛ばさなくてもかまいません。
6.全ての領収書の記入を終えたら、データ(日付、金額)を記入した範囲を「Shiftキーを押しながら矢印を押す」方法で選択し「昇順で並べ替え」のボタン(AZ↓ みたいな絵のボタンです)を押すと、日付順にデータが並べ替えられます。
7.各シートで、
合計額を表示したいセルにカーソルを移動し、オートサム(Σの絵のボタンです)を押すと、怪しい数式が表示されます。
その数式はいじらずに、
金額の書いてある範囲(B列~D列の数値が書かれている範囲)を、青く点滅するカーソルを移動させて選択し、全てを選択できたらENTERを押します。すると合計額が表示されます。
これを全てのシートで行うと、各医療機関に支払った金額がわかります。できればこのシートはプリントアウトしておくと便利です。
「○○年度医療費」のエクセルファイルに保存したデータがあれば、確定申告がすいすい進みます。e-Taxを利用するときは、医療機関の住所なども必要となりますが「1.」で記入してあるので、便利ですね。自画自賛。。。
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