通院をしてお薬をもらう。
だいたいは「変わりありませんでした」という報告をして、たまに検査をしてもらう。
時々、この繰り返しに疲れ果てて
「もう、こんな年になったら出会いも何もないだろうし、このまま更年期を迎えたとして『治療をしなくても変わらなかった』とか思ってしまうのかなぁ」
「それだったら、先生に時間を使ってもらうだけ、申し訳ないんじゃないかなぁ」
という泣き言を言ってきた。
それも、自信満々に。
「私の人生は、これだけの限られた範囲内で続いていくんだ」
そんな自信だけが馬鹿でかく育っていた自分を、今はアホかと思う。
だからこそ、思いがけぬできごとがあったとき、真っ先に謝ったのだ。
「今まで、先生のいうことを理解しようとせず、ごめんなさい、ごめんなさい。。。」
今の生活が、どう変わっていくか分からない。
ただ1つ言えることは、今後の人生において、私は自分のアホさをきっちり自覚して、生きていけるということだ。
「そんなこと、あり得ない」と切り捨てるのではなく、選択肢を残せるものなら残しておくことや、思いがけないことが起こるかもしれないと頭の片隅で思っておくことなどが、どれほど大事か。
きちんと意識して生きていこう。
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