自宅が築35年程度となることもあって、屋根の補修の必要が生じた。
そのため、いつもお世話になっている工務店の大工さんが、今日見積りなどを持ってきてくださった。父が一瞬家をあけた瞬間にいらしたので、少しお話をした。
私は実は「特殊な職業ですね、といわれたことで、ただならぬショックを受けてしまった」ということで、悩んでいた。「何がそんなにショックなのか分からない」というくらいショックだった。相手に悪気が無かったことが、十分に分かっているので「なんとか自分で消化しなければ」とあせっていたのは事実だ。
大工さんと私は個人事業主という点では同じなので、共通する部分もあって、様々な話をした。大工さんは、「開業したときには、(大工さんの)親の事業を承継した形になるので、広告宣伝はそんなに必要なかった」といった話や、逆に言えば「あの親父の子どもだから、立派な家を建てるだろう」というプレッシャーもあったといった話をしてくださった。
大工さんに、直接その悩みをぶつけたんではないし、大工さんと話したからといって、私自身の悩みがどう解決した、というわけではないのだけど、なんだか少しだけ力を緩めることができたと思う。また同じように、ショックを受けるときが、来るのだろうと予想はしているけど・・・。
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