N先生のところへ。
「こんにちは」
「はい、こんにちは」
「手紙を書いてくることができなくて」
「そうですか」
「あの、咳がひどくて」
「咳ですか」
「はい。昨日、循環器の先生のところへ行く日だったのですが、循環器の話をしようにも、声を出そうとすると先に咳が出てしまって」
「今は、どうですか?」
「循環器の先生にいただいた薬を飲んで、今は昨日よりはましになりました。そもそも、昨日の朝が来るまで、そんなひどくなかったんです」
「風邪をひいたのですか?」
「いえ、それより、喘息関係の咳かなと思いました。実際に、炎症反応も大したこともないそうです。レントゲンも肺炎のような兆候はないし」
「(ごほごほ)」
「あ、今の咳は、痰が絡んでいる感じですね」
「あの、そういうのって聞いて分かるのですか?」
「はい、分かります」
「痰が肺に溜まっているとは言われましたが、自分ではまだ、たくさん痰がでてくるということはないです」
「そうですか、今後はどうするのですか?」
「お薬を(お薬手帳を見せながら)、喘息の患者の場合はこれを飲みきっても、まだ咳が残ることもあるので、そうなったら喘息の薬を使うほうがいいかもしれないから、また来てって言ってくださいました」
「なるほどね。お薬は、リン酸コデインというわりときつめのものですね」
「はい、そう言われました」
「あの、咳は、焦れば焦るほど出てしまって」
「え?」
「咳以外で、体はあまりしんどくないこととかを、言葉にしようとすると咳が出て、焦れば焦るほど、言葉が出にくくなって」
「そうですね、それはなんとなくあるかもしれませんね」
「あ、それと、チェーンソーの教習に行ってきました」
「そうですか」
「いろんな方が来られていて」
「でも、女性は少ないのでは?」
「はい、そうですが、現役で仕事をしている人の他に、退職後のボランティアで森林管理などのことをされている方とか」
「あぁあ。なるほど、そういう人も来られるのですね」
「はい。教習を実際に受けてみて、本当に楽しかったので、また行きたくなりました」
「若いうちはね、いろいろ経験しておくといいですね」
今日も、リスミー、ハルシオン、デパスをいただいて帰宅する。
ありがとうございました。
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