太もも周りをメジャーで計ると、左右の太さが4,5センチも違う。
ちょっと気を抜くと骨盤の高さ、肩の高さがすごく違ってしまう。
数年前、蜂窩織炎になり、再発も繰り返した。
数か月にわたり「利き足に体重も掛ける」という足の使い方を続けたことが、こうなった原因だろう。
S先生やM先生が
「蜂窩織炎自体を治すだけじゃなくて、衰えた筋肉も含めてちゃんと回復させないといけない。そうでないと、後々その足に体重を掛けるとき、思い切って踏み込めなくなる。怖くて退いてしまうようになるぞ」
と、ご自身の経験を交えて(同じ蜂窩織炎や靭帯損傷など)、諭してくださった。
その後、私は身内を介護しなければならず、足のことを曖昧にしてしまったのは、決して良くなかったと思う。
今となっては、S先生やM先生の言葉がよく分かる。
筋トレをしていると、「どちらの足が弱いか」がはっきりと分かる。
「弱い」と感じる足に体重をかけるのは怖いし、ちょっとしたふらつき、膝の不安定感を覚えると、足全体の筋肉が緊張して、ぞわっとした感覚に支配される。
負荷に耐えらなくなった筋肉は、すぐに痛みを発するようになる。
とはいえ、数年も放置したことを、数日や数か月で解消できるはずはない。
落ち着いてやっていこうと思う。
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