2009年2月ごろ、私の体重は2キロほど増えていました。しかし、4月に入り、イソバイドを飲み始めて1週間もすると、体重は再び元の値に戻っていました。イソバイドは経口浸透圧利尿剤で、むくみをとる作用がありますので、自律神経の乱れによってむくんでいた体が、元に戻り始めたのかもしれません。
4月21日、夕方に耳が聞こえなくなった(めまいはない)というメモがあります。このときは、月経困難症の真っ只中で、食欲もなく、精神的にも不安を持ちやすく、些細なことで悲しくなったりしている様子が、記録に残っています。やはりこうした心身のストレスが、メニエール病の症状を誘発するのでしょう。
4月28日、耳鼻科の先生のところへ行きました。
「どうした、調子悪かったかな?」
「えと、一個疑問があって、あの・・・」
「はい」
「えと、あの(←相変わらず慌て気味)、ある人からの暴言を聞かされ続けていて、その後で耳が悪くなったので、心因性のものじゃないのかと、精神科の先生に聞いてみました。すると、手術までした経緯があって、内耳に異常があることが明らかなんで、心因性という断定が難しいんちゃうかなって、言われたんです」
「心因・・・、心因というか、ストレスがもとで、メニエール病の症状が誘発されることはありますよ」
「はい。あの、ただ、めまいとかなくて、いきなり難聴だけ言われたんで、あの、暴言を聞くのがいやになって・・・」
「あぁ、ふゆうさんの言うのは、暴言をシャットアウトしたくて心因性難聴になったかどうか?」
「そうそう、それ!!」
「ないないないない(笑)。それはないわ。もしもそういう場合には、オージオグラムがこういう波形にならないんですよね」
「そうなんですか」
「そう、ただね。心因・・・ストレスやな、ストレスの関連がゼロかといわれれば、それもまた難しい。話を聞いてると、介護という、健康な人でもストレスがたまる状況やったみたいやん。もともとの体質のようなものとして、内耳にトラブルがあるとして、ストレスが誘因となって、症状が悪化するということはあるよ」
「はい」
「ただ、僕たちもよく『因果関係を証明しろ』といわれるんやけど、できないことが多いねんな、なかなか」
「そうなんですか」
「なかなかねぇ、断定できるかというと難しいことが多くてね」
「はい、ありがとうございます」
やっぱり素人の浅はかな考えでした。
話は変わりますが、前々から、工務店さんに自宅の塗装をお願いしよう、という計画があり、5月の初旬から取り掛かっていただくことに、話が決まります。ゴールデンウィークがあけたら、職人さんが家にいらっしゃることになり、期間は2週間ほどというお話でした。
しかしこのことに関して、再び私は間違いを犯してしまいます。
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