今年の始まりはとても悲しいものだった。

今年の始まりはとても悲しいものだった。

友人が亡くなったことが1つの理由。
彼と私は同じ時期から循環器の治療を受け始めたので、励まし合ってきた。
私のほうが軽く済むと思っていたのに、だらだらと時間がかかってしまい、彼には心配をかけたままだった。
今もきっと、天国で心配しながらツッコミを入れていると思う。
本当にごめんね。


そして、もう1つは叔父が身体障害者の認定を受けるほど体調が悪化したこと。
身体の世話や、経済的な問題よりも、ゴールがどういう形なのか見えないことが、とてもしんどかった。

「自分が、自分の人生をどうしたいのか？」を考えられるようになるなんて、想像もつかない年明けだった。

でも今になれば、友人、叔父、循環器の先生、先生を紹介してくれた他の先生……、色々な人との出会いとかかわりが、大学で学んでいる内容、住まいを移す決断、船舶の免許を取得すること、海へ行くことなど、様々な自分に起こったできごととつながっていることを、改めて感じる。

「悲しかった」という思いは、何も打ち消す必要はない。
「今、幸せなんだから」という思いにすり替える必要はない。
「悲しかった自分」を受け入れられるくらい、大きな器になれればいいのだと思う。

会いたいなぁ。

Sさんと、Tさんに会いたいなぁ。

たとえ、今抱えている思いを話さなかったとしても、ただSさんとTさんがいつものように笑ってくれて、
「いつもと、何も変わってない。失ったものはあるけれど、SさんとTさんはそこにいてくれる」
って実感できるだけで、十分だっていう気がするんだ。

感謝すべき人に

感謝すべき人に、素直に感謝できないことは、なぜこんなにつらいんだろう？

「なんで、こんなにしんどいの？」
と疑問を持ってしまうのは、感謝が足りないからではないかと、自分を責め続けるのが苦しくてたまらない。

何も言ってもらえない、どうでもよい存在であったって、「私が感謝すべき人」という点は変わらないのに。
自分はどうして、感謝するということすら、ちゃんとできないのだろ？

痣

過日、「手やふくらはぎに痣ができる」ということを産婦人科と精神科でお話した。
なぜ産婦人科と精神科なのかは、ツッコミどころだと思うけれど。
そのまま治りそうに見えたんで、安心していたらまた新しいのが。

もし、血液の問題なら、もっと身体中に満遍なくできそうな気がする、素人考えだけど。
手の甲やふくらはぎって、ぶつけやすいところだし。


このところ痩せてきたことも考えると、血管が弱くなっているだけなのでは、と思う。
最近は肉も少しは食べられるし、体重も少しは増えたから、治るといいな。

頑張ってないと受け入れてもらえなくて

その人のために、その人と関わりのある他の人のためにって、頑張ってきたつもりだった。

でも、心の中に「頑張っていない他の人は、その人に責められることは無いのに、私は休みたいと言うだけで、その人からも、頑張ってない人からも責められる。頑張っても頑張っても、その人の気に入る振る舞いができない自分は、結局誰かのサンドバッグでいつづけることしかできない」ってことが、悔しくて悲しくて仕方なかった。

そんな不満をためこんで、ためこんで「自分はどうして、その人の気に入るように振る舞えないのだろう？　気に入るように振る舞えないから、責められても仕方ない」って我慢して、我慢して。

今まで、頑張っても頑張ってもダメだったのに、「今度こそ、きっと」って思ってしまったのはなぜなんだろうか？
また、惨めになる選択をしたことに、気付かされた自分のことが、つくづくと嫌になる。

頑張ったって、気に入らない結果しか出せなかったら、迷惑なだけなのに。

心がぐちゃぐちゃ。顔も涙でぐちゃぐちゃ。この寒いのに、顔が濡れているのはつらいものだよ。