Dr 林のこころと脳の相談室
http://kokoro.squares.net/index.html毎月5日に更新されるのを、楽しみにしている。特に精神科Q&Aのコーナーは楽しみだ。
さて、今回更新された相談で「iPodの手術」に関する話題があった(注:そんな手術は存在しません、念のため)。相談者の方のお話は、長くて読み取りづらく、最後までは読めなかったのだけれど、先生の回答がすごく面白かった。
それは「このような件を精神科医に相談してくるということそのものに、問題の発現がある」という点について、詳しく書かれたものだった。これを読んだときに、はっきりいって、笑ってしまった。可笑しくてというよりは、納得行き過ぎて笑ってしまったという感じ。
でも、私も結構、人の事はいえない。たとえば外科の先生とかに、消化器とも乳房とも関係のないことを話していたりするし。。。
実際、あれは確か「ネズミがうるさくて寝不足だ」という話を外科の先生としたときだったと思うのだが、メール(だったと思う)で「お医者さんとそこまで話をするもんなんですか」と聞かれたこともある。
それは、お医者さんの個性にもよるし、他の患者さんがいっぱいいるかどうか、空いているかどうかにもよる。状況によるとしかいえない。
またもしかしたら(私はそんなことはしていないつもりですが)、インターネットで書かれていることというのは、虚偽のことであったり、虚偽とはいえないまでも、1のことを10倍くらいに膨らまして大げさに書いていたり、主観でゆがめられた情報を書いてたり、極端な場合だったら妄想や幻覚・幻聴・幻視であったり、という可能性も無きにしも非ず。私がブログの内容を面白くするために、他人が言ってもいない事を書いたりしている可能性だってあるということだ。
「Dr 林のこころと脳の相談室」の林先生も、「メールだけで相談を受けている以上、返答できないこともある」ということを書かれている。実際、回答においても「○○の情報が不足のため判断できない」「主観が入っていて、公平な判断ができない」といったことも、ストレートに書かれている。このストレートさも含めて、林先生のサイトは面白いと思う。
これからも月一回の更新を楽しみにしていこう。
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