婦人科のT先生のところへ行った。
「さぁ、どうでしたか?」
「だいぶ、楽になりました」
「えぇえ? ホンマ?」
「え? え? ホンマです」
「あぁあ、そうなん、意外やなぁ」
「え? 効かへん予定やったんですか(笑)?」
「効かへんというのとは違うけど、もうちょっとかかるかなぁとか、そういう感じに思っててん。そうか、そうか。まぁ効いて、それはそれで良かった」
「・・・っていうか、すごい良くなってるよな、前に比べて。前来たときは、どうしようかと思うほどやったからな」
「はい、めっちゃ楽です」
「前と全然ちゃうもんなぁ。びっくりするくらい、今の方がいいわ」
「それ、内科の先生も言ってはって、前来たときは、どうしようと思ったって」
「カルナクリンを出したんは、結果的には僕やけど、内科の先生の自律神経っていう言葉がなかったら、どうしようもなかったからなぁ。さすが、内科の先生は、よく診てはるわ」
「さて、ルナベルとかはとりあえず、この周期は出したくないねん」
「はい」
「排卵は・・・まだのようやな・・・でも、今の周期もまだ可能性がゼロやないから、排卵があるかどうか、月経があるかどうか、あっても無排卵性のものか、あるいはそれすらもないのか、みてみた方がいいな」
「はい」
「で、当帰芍薬散を飲んでるけれども、もしもカルナクリンのほうが効く、合ってる、ということであれば、僕はかえてもいいと思ってます。今は、せっかく体調が上向いてきたから、両方飲んでもらうけれども」
「はい」
「ただ、このまま定常化してしまうというのも・・・。同じような効果を得られる薬を、ダブってだらだらと飲んでるのもよくないんで、またそれは考えましょう」
「はい」
「あと欲しい薬は?」
「ロペミン」
「・・・いつや? 処方したの」
「だいぶ前」
「僕が思うにさ、ふゆうさんは、神経細いよ」
「細い」
「神経細いと思うよ。だから、受け止め切れんこともあるんやろ」
「まだまだ修業が足りない」
「それもあるけど、修業は一生続くよ」
「一生・・・」
「そらそうやで。あの小沢さんかて、修業足らんからあぁなってしまうねん。だからみんな一生、修行中ってことやな」
「うん」
「さて、カルナクリンをいきなり28日投薬には、したくないから・・・」
「したくないから・・・」
「3週間後が、僕のぎりぎりの許容範囲やな。3週間後、来られる?」
「うん、来る!!」
「排卵があった場合に、どのくらい体調とか月経困難症に影響するか、ということもみたいんで・・・まぁ、せっかく上向いている体調が、どうなるか不安はあるけれども、みせてください」
「はい!! もし、次のときまた、死にそうになっとったら、ごめん」
「死にそうになること自体はいいねんけど、ふゆうさんの場合は、死にそうになっても、病院へは来るやろ?」
「うん」
「それやったら安心や」
今日は、ルナベルはなくて、カルナクリン、当帰芍薬散、ロペミンをいただいて、帰宅した。今日もありがとうございました。
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