皮膚炎を診て頂いてるH先生のところへ行った。
「今年もよろしくお願いいたします」
「こちらこそ、よろしくお願いいたします。調子はどうですか?」
手紙を渡す。
「背中の皮膚、診せてもらおうか。。。あぁ、ホンマやね、荒れてる部分がある」
「はい。でも、日中は大丈夫で、入浴中とかがつらいだけです」
「知らん間に掻いてしまうやろ?」
「はい」
「で、風呂から上がったら、真っ赤になってたり」
「するするぅ!!」←なぜ嬉しそう?
「飲み薬(フェキソフェナジン塩酸塩錠)も、塗り薬も、もうない?」
「はい!」
「冬の間、塗り薬はわりと使うと思うんで、倍出しますね」
「ありがとうございます!」
「炎症を抑えるのと、保湿と両方が必要やと思うから」
「はい!」
「あの、書き忘れたんですけど」
「はい」
「腹痛が」
「腹痛」
「はい、あのでも、消化器の痛みじゃなくて、排卵痛かなって初め思って、そのままずっと痛い感じなんです」
「ほぉ」
「で、下痢をするとか、食欲が極端に減ったとかないし、それで、明日が婦人科の先生の所へいくから、一応話してみたいなとは、思うんです」
「うん、そうやなぁ。熱が出たとかもない」
「ないですね」
「確かに、消化器関係じゃなさそうやなぁ」
「はい。一応、お話ししておきます」
「何もないといいねぇ」
「はい!」
「他、大丈夫?」
「あの、1週間後が大学の試験で」
「……何の試験?」
「人体の構造と機能、認知心理学、とかその辺」
「聞かんかったらよかった!」
「ごめんなさい。あの、で、血液の重量は体重のおよそ8%という話で、8%とかがなかなかおぼえづらくなってて」
「へぇええ。そういう言い方するんや。僕らは『全体重の13分の1が水分』って憶えたなぁ」
「あ、そうなんですか?」
「うん。8%やったら近い数値やねぇ」
「はい。あの、血液は水分以外にも、赤血球とか白血球とかあるから、それに、血液以外にも水分はあるし、13分の1が水分って話とだいたいあってますよね」
「おぉお!」
「おぉお! 良いことを教えていただきました」
「そうやってな、物事は関連付けて憶えたほうが、憶えやすいな」
「はい!」
「バラバラのことを、バラバラに憶えようとしたら、大変やな」
「はい」
今日はフェキソフェナジン塩酸塩錠、アンテベートとヒルドイドを混ぜたやつをいただいて帰宅する。ありがとうございました。ぺこり。
[0回]