喘息&皮膚炎&貧血を診ていただいているH先生の診察に行った。
待合室に「ウルトラマン列伝」の絵本があった。私は5人待ちだと思っていたので、症状のメモなど用意せず、夢中で絵本を読みまくっていた。
「ふゆうさん、他の患者さん来てないから、診察室へどうぞ」と言われて焦りまくる。
「すみません、あの、ウルトラマン列伝が放送中なんです」←意味不明
「……そうですか」
「あの、いえ、そうじゃなくて、絵本があったから、読まないとと思ってて、(症状の)メモとか準備してなくて、すみませんっ!」
「こちらも急に呼んだから、ごめんなぁ。ウルトラマンとかまだやってるんやなぁ」
「はい!」
ドタバタとノートをめくりながら、
「あ、あの! 右手の指先が割れたりしてきました」
「あぁ、ホントやな」
「ドレニゾンテープを欲しいです」
「そうですね、これは痛いね」
「咳はどうですか?」
「おかげさまで、咳はほとんどなくなっていて、あ、あの!」
「はい」
「エアコンが壊れてるんですよ」
「ほぉ。いつ直るの?」
「それが、配線の関係で今週の金曜日になりそうです」
「そっか。まぁ、寒くなりきってしまったら、咳はあまり出ないかもしれないな」
「そうですね、ホントですね。このところ寒くなったけれど、咳は止まっているし」
「ほかに、変わったことは?」
「11月22日のことで、少し前なんですけど」
「はい」
「その日、婦人科へ行っている途中で、目の前が真っ暗になったり、冷や汗が出てきたりして」
「うん」
「婦人科のT先生が、血圧を計っておいでって言ってくれたんですけど、2回計って、120近くあったんです」
「それなら、血圧は大丈夫やな」
「はい。頻脈にはなってたんです、120くらいの」
「その後は、どうだった?」
「あの、その日は1日、ぐったりしてました。それで、9月に腸炎のようになりましたよね」
「あぁ、ありましたね」
「その頃から、気持ちがすごく落ち込んで、精神科のN先生に、お薬は使わないけど、規則正しい生活をして、様子を見ていこうって言われてました」
「そうか。なにかの加減で脳貧血になったんだと思うけど、色々悪条件が重なったのかもしれないなぁ」
「そうですね」
「それ以上、悪くなってるという感じはしないですし」
「何かあったら、また言ってな」
「はい」
「では、薬としては吸入(キュバール100エアゾール)と、クラリチンと、ドレニゾンテープ」
「はい」
「ほかは大丈夫?」
「あの、体に優しい仕事」
「ははははは」
「ははははは」
「寝ながらできる仕事とか、あたらえぇのにな」
「はい。そうですね。絶対上がる株を買って、上がってから売る?」
「ははははは」
「あ!」
「え?」
「あの、前に、他の先生から、仕事を最近見せてくれへんやんって言われて」
「うん、確かに」
「今日、持ってるけど、見ますか?」←どんだけ押しつけがましいねん自分。。。
「ほぉおお。これやったら、上がる株とか、ふゆうさんのほうが詳しいやん(笑)」
「ははははは」
「ははははは」
「で、他の薬は大丈夫やな? 軟膏とかは?」
「はい、大丈夫です」
「今年も、本当にお世話になりました。ありがとうございました」
「いえ、こちらこそ」
「来年もどうぞ、よろしくお願いいたします」
「どうぞよろしく」
今日は、キュバール100エアゾール、クラリチン、ドレニゾンテープをいただいて帰宅する。今日も、そして今年も本当にありがとうございました。
[0回]